今回で5回目の乗合船のカワハギ釣りになります。
超初心者です。
巳之助丸3回の儀兵衛丸2回です。巳之助丸は東京湾で儀兵衛丸は相模湾です。
儀兵衛丸は結構根のきつい岩礁地帯を釣るときがあるので根掛り要注意です。巳之助丸の方が根掛りが少ない場所がポイントなので釣りやすいです。
今回は巳之助丸から出船しました。
カワハギの釣り方の基本は、鉛を底に着けて釣る「タタキ」「弛ませ」「這わせ」と鉛を底に付けない「宙づり」があります。岩礁帯は宙づりでないと根掛りがかなり厄介です。
今回は根掛りの少ないポイントだったので、タタキと弛ませで釣ってみました。
4回目までは全部5匹でした。今回は目標10匹だったのですが8匹でした。一応記録更新ということで「ヨシ!」としました。
小学生の頃からいろんな釣りをしてきました。その中でもブラックバス、メジナ、カンツリはかなり極めるレベルまでやりました。
自分は車酔いが酷く絶対に船釣りは出来ないとあきらめていました。「えいやっ!」とアネロンを飲んで船釣りをしてみたところ、海がかなり荒れているのに全く船酔いしませんでした。
これで世界観が変わり、さらに船釣りという趣味が増えてしまいました。船釣りは今のところ、シロギスとカワハギだけです。
シロギスにしろカワハギにしろ共に奥が深くとても面白い釣りです。
特にカワハギは道具、仕掛け、釣り方、エサなど多種豊富で非常に奥が深く面白い釣りです。
シロギスは初心者向けで、カワハギは玄人向けという感じです。カワハギ釣りは技量や経験値の差により確実に釣果が変わります。
シロギスは居れば釣れる。カワハギは居ても簡単に釣れない。居ても釣れないところが技量の差となって釣果に現れるのです。
カワハギは「エサ取り名人」と言われるほどアタリがとりにくい魚です。ホバリングが出来ておちょぼ口なので、知らない内にエサを取られてしまいます。
超初心者の私には微妙なアタリは分かりません。
今回は北寄りの強風の中での釣りとなりました。海が荒れてアタリが非常にとりにくくほとんど向う合わせで釣れたような感じです。
● 強風で暗雲垂れ込め荒れ狂う東京湾(観音崎沖)
このカワハギ釣りの目的は、明日の横浜南釣り同好会のワカサギ釣りが雪のため危うかったので、獲物のない祝勝会よりあった方がよいという発想です。
一応人数分カワハギをゲットし、肝入りサイズ(25センチ)が2匹釣れたのでホッとしました。
このくらいのサイズになると、大きなキモが入っていて肝和えが出来ます。海のフォアグラと言われるほどとても美味しいです。
スーパーで売ってるのとは鮮度が全く違うので、これは釣り師の特権です。
● 素っ頓狂な顔かたちでおちょぼ口のカワハギ君
カワハギ釣りは面白いけど難しい。釣る人は釣る。釣れない人は釣れない。明暗がハッキリ分かれる職人芸的な釣りです。 何の釣りでも同じですが、カワハギはハッキリと釣果に明暗が分かれてしまいます。
こういう職人芸的な釣りも面白いですね。