寅次郎日記 0110
寅次郎の食べこぼし
吸っていない掃除機で掃除するのは効率が悪い
音はなっているが一向に吸っている気配がない
目に見えない埃なんかは吸っているのだがちょっとしたごみは吸っていない
何と言うか大食い競争でもうギブアップ寸前
新しいのはコードレスがいいかもと
電池を含めると結構なお値段になると改めて
量販店に行って有名どころの掃除機を見てみる
「かっこいいな~」と
しかし、私は知っている
要は「吸えばいいんだ」と
条件としては
寅次郎の食べこぼしたキャットフードを吸い取る
寅次郎のかじって遊んだ段ボールの残りかすを吸い取る
私の食べこぼしたポテトチップスを吸い取る
そろそろ購入しなければならない
余りにも熱心に説明してくれるお店の人に悪い
最終的に線のある何も付加価値の無い掃除機にした
これで、掃除が楽しくなるかと言えばそうでもない
それから「わかやまぺい」で購入した
寅次郎日記 0109
寅次郎と
時々考える
もう一匹 我が家に猫がと
まだ、答えが出ていない
必要だと思う時もあればそうでない時も
寅次郎に問う訳にもいかない
でも、何となく寅次郎に友達がいて二匹仲良く暮らしてくれるのを
想像したりする
「楽しいだろうな」と
寅次郎が窓辺でぼんやりと遠くを見ている時に
よく思う
寅次郎日記 0108
本人は・・・いたって真面目
多分、ほとんど、絶対に
私どもを楽しませようと行動しているわけではないと思う
もう、大人なので無邪気でもないと思う
本当にお腹が減った時
私達に「にゃオ~」と鳴けばいいぐらいにしか思っていないだろう
唯一の接点でもある
寅次郎の一足一挙に私どもが
一喜一憂しているのは間違いがない
寅次郎日記 0107
気配でいい
家にいる
縁側とか二階とか
二階ならこの部屋とか
天候とかで居る場所は違うが
今日は「ここか」と目視できれば安心しんする
寅次郎も私たちの気配を感じていると思う
どちらかがしびれを切らして探す
目視出来ればそれでいいと
朝から私どもが夜まで家を空ける
夜帰ると、玄関まで来る
目視して
知らん顔して
どこかへ行く
寅次郎日記 0106
寅次郎は不器用である
玄関とリビングの間に引き戸がある
暖房や冷房の時は閉めているので寅次郎は出入りできない
数年前、「明り取り」を切って開けた
アクリルだったので割と簡単に取り除けた
そして、布を買ってきて幕とした
これでわざわざ寅次郎の為に戸を開け閉めに行かなくて良くなった
この布の幕によって出入りが自由になった
今、寅次郎はリビングを出て行った、戻ってきたがわかる
写真の状態は寅次郎はリビングを出て行って二階かどこかにいる
それから、前にリフォームした時に廊下とかの明かりを人感式になった
これで夜なんかは寅次郎が玄関やお風呂場とか仏間とかを徘徊しているのがわかる
器用な猫になると前足で扉を自分で開いたりするとかを聞く
寅次郎は不器用である