寅次郎日記 074
「寅次郎は皇帝か」
知人から外で遊ばさないのかと・・・
ふと返答に困った。
何故なんかなと・・自問自答してもわからない
「なんとなく」なんかなと
しばらくして・・・
「寅次郎は幼き皇帝なんよ。定めなんよ。」と。
ピッタリだ!
宮中では好き放題。
私は、仕える身。
それでいい。
寅次郎日記 073
「寅次郎、寝る」
この時期はほとんど寝ている
ふと、猫は夢を見るのだろうかと
もし見ているのなら
楽しい夢を見ていて欲しい。
しかし、ふいに体をぴくぴくとして起き上がる時がある。
これは、きっと怖い夢を見たと思っている。
口をもぐもぐしている時は
きっと美味しいものを食べている夢だ。
寅次郎日記 072
「寅次郎に」
兎に角、いかに喜んでもらえるかを考えている。
少し、先回りして戸を開けてあげたり
毛布を掛けてあげたり
首輪を買い替えたり
鈴の方が重いので
リボンがいつも真横になる。
「似合っている」と思うが
どれもこれも寅次郎には大きなお世話かもしれない
寅次郎日記 071
「寅次郎と結界」
無言でじっとしている。
丁度、扉の所で。
停止線でもあるかのように。
これが、
「ちょっと、ご飯が欲しいのですが・・・」という
ポーズである。
不思議なことに・・・・
テレパシーのようなものがあるんだろうか。
どうしても欲しい時は・・・
近くに来て「鳴く」
寅次郎日記069
「寅次郎とおへそ」
ふと気になって心地良く寝ている時に探してみた。
おっぱいはいくつか見つかったが、おへそは見つからない。
「寅次郎にはないんか」と
「そんなはずはないで~」と。
嫌がるのを承知で抱っこして探してみた。
見当たらず!
宿題となった。