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原発

2018-03-27 20:31:37 | 日記

原子力発電は事故を起こさずとも日本人を殺戮している その7  心筋梗塞多発地帯の理由について
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原子力発電は事故を起こさずとも日本人を殺戮している その7
 心筋梗塞多発地帯の理由について
 
 http://tokaiama.minim.ne.jp/genpatu/gensatu7.html

 原発放射能の内部被曝が心筋梗塞を引き起こすというのは、チェルノブイリ事故当時から指摘され続けてきた真実である。
 原発推進側や政府・自治体、ネトウヨは、これをデマだと決めつけ心筋梗塞と被曝の関係を闇に葬ろうと必死になっているが、人口動態統計データは、本当にデマを流しているのは原発を正当化したい彼らである事実を明らかにしている。
 
 原発放射能と心臓病など循環器障害の因果関係を研究し、世界に公開したのは、チェルノブイリ事故当時ベラルーシ、ゴメリ医大学長だったバンダジェフスキー博士だったが、原子力産業と結びついた世界有数の独裁権力であったベラルーシ・ルカシェンコ政権が卑劣にも無実の収賄罪をでっちあげて、博士に8年の懲役刑を科し、獄中に送り込んで論説を封じた。
 後にバンダジェフスキー博士は「良心の囚人」として世界に知られ、欧州の圧力によってウクライナに逃亡することができた。
 
 しかし、世界的に原子力産業による放射能健康被害の隠蔽と告発者への弾圧は想像以上に激しく、例えばICRPどころか、国連機関であるWHOにまでアレバ社などの役員を送り込んで、被曝発症の隠蔽、情報封鎖を行っている。
 
 これを書いている私も、ツイッターでこの問題を取り上げ始めたとたんに五年も前のツイート(当時、ベルギーで安楽死合法化が話題になっていたことを受けて書いたもの)が自殺幇助とされてアカウントを無限凍結させられてしまった。
 背後には、原子力産業広報部である電通の関与があるのは確実であろう。
 
http://tokaiama.minim.ne.jp/tuitter/akaunntoteisi.html
 
[セシウムが心筋梗塞をもたらす]
 
 セシウムが心筋梗塞や心不全を引き起こすメカニズムは、一価としての化学的性質がカリウムと酷似しているので、体内で一番カリウムを必要とする心臓にセシウムも集まってしまい、カリウム・ナトリウムチャンネル→ 心臓の電気ポンプを生成するメカニズム を壊してしまうからだと言われている。
 
    http://m-epoch.com/benkyoukai/3kaimesiryou/NaKchannel.pdf
 
 カリウムとナトリウムの電位バランスによって心臓ポンプのモーターが稼働できる仕組みなので、バランスが壊れるだけで心臓が止まってしまう。
 昔から「安楽死」に多用されるのが、このメカニズムを利用した塩化カリウムであった。
 
 しかし、私が全国の心筋梗塞・心不全分布を調べているうち、どうもセシウムだけが心臓障害を起こすのではなく、他の核種、トリチウムやクリプトン・キセノン、また得体の知れない短寿命核種も関係していると確信するようになった。
 
 そう考えないと、既存の原発による通常稼働が放出する核種と、原発周辺で起きている心不全、心筋梗塞の多発の理由がうまく説明できない。
 
 巨大なベント煙突を持った沸騰水型原子炉は、燃料棒のピンホールや圧力変動などにより内部に超高圧で貯まったクリプトンやキセノンなど希ガス類を相当量放出している。
 
 加圧水型のトリチウムも沸騰水型の希ガス類も、これまで化合性がないため毒性は非常に小さいと考えられてきたが、最近では希ガス類にも化合性があることが明らかになり、極めて微弱なベータ線しか出さないため安全と思われてきたトリチウムも、生物体内でOBTといわれる有機化合物に変化することが分かってきて、その人体への毒性は、これまで知られていたより数十倍、数百倍であることも分かってきた。
 
 放射能は体内に入った場合、ガンマ線よりベータ線の方が危険だといわれる。ベータ線は電子なので、体内の電気的制御を直接破壊するし、細胞内でベータ線熱傷を引き起こすからだ。
 ガンマ線の場合は、一部は細胞の電子を弾き飛ばしてベータ線同様の作用を行うが、光子として通り抜けてしまう確率も高いので、これまで言われてきたよりも破壊力、毒性は高くない。
 
 化合性がないから安全といわれた希ガス類も、呼吸から体内に入れば有機化することがあることも明らかになり、長期間、体内に滞留してベータ線を放出することも知られてきた。
 クリプトンには生殖毒性も指摘されるようになった。
 
 おまけに国や原子力産業は必死に隠しているが、希ガス類のなかでヨウ素131,クリプトン85、キセノン133、ラドン222などは非常に重く、100mより高い原発煙突から放出されても、重いため地表に降下し、気団のまま地表を徘徊する性質が指摘されている。
 
 つまり、我々が呼吸する大気に希ガス類が存在すれば、当然、ベータ線内部被曝=ベータ線熱傷による喘息などの呼吸障害を引き起こし、喘息と心臓病が密接な相互関係にあることが明らかにされていることから、心筋梗塞や心不全と直接の関係を持っている疑いが強いのである。
 
 一般に「心臓喘息」といえば、心筋梗塞などで鬱血のため肺機能が低下し、呼吸困難から喘息発作に至るものだが、急な寒さによる血管収縮や喘息発作のストレスから心筋梗塞に至る場合もあって、私は御坊市のデータを見ていて、関電火力による排気がもたらした健康被害が心筋梗塞の爆発的増加を招いた疑いを持っている。
 
 さらに、まだはっきりしない短寿命核種の問題がある。直接の核分裂から出てくる放射能の大半が得体の知れない短寿命核種であるが、数秒から数十分と寿命が短く、次々に崩壊し、原子番号が変わってしまうので毒性がはっきりしない。
 これについては、きっと高い毒性を持つだろうとの推測以外、データも何も存在していないので推理しようがない。
 
 ほとんどは原子炉からタンクに移動して、数日間貯留される間に崩壊してゆくが、放出時の核種分布や健康への影響については何も分かっていないと考えた方がよい。
 
 
 [被曝と発症にかかわるネット上の記事]
 
[1]
日本では100ミリシーベルト(SV)以下の低線量なら健康被害はない、とする学者が多い。しかしウクライナの調査では、事故後30kmゾーンから避難した住民でも50~99ミリSVまで低線量被ばくした人は、まったく放射線を浴びていない人の1.3倍、心筋梗塞が多くなったというデータが出ている。
 
 汚染地の人たちの血中フリーラジカルの値が、汚染のない地域の人の3倍になっていたという研究結果が出た。
 体内の活性酸素や放射性物質が、このフリーラジカルの値を高くし、動脈硬化を誘発した可能性がある。
 
   https://www.news-postseven.com/archives/20140309_244134.html
 
[2]
 なぜ、東京で白内障、心筋梗塞が激増するのか?――エッセンシャル版・緊急特別講演会 【パート3】
 
順天堂大学の血液内科が発表した衝撃データ
 
「原発問題はフクシマだけの問題であるから、東京に住んでいる私には関係ない」と思っている人にぜひ見てほしいデータがあります。東京の人間は非常に危ない状態にあります。
このことについては、それを裏づけるデータがいくつかありますので、ダイヤモンド書籍オンラインのリンク(第24回)をここに示しておきます。
全身に血液が流れるので、血液が癌の転移を引き起こすという意味で非常に重大です。
このリンクに示したように、血液系疾患の患者数が激増しています。
 
http://deeksha777.blog88.fc2.com/blog-entry-351.html
 
[3]
 【福島原発事故後に急増している市長の急死、入院、心不全、心筋梗塞、死去、体調不良まとめ】 
 
(2012.4.3)福島原発事故後、現職の市長の急死が相次いでいます。
現在確認されているだけで、過去10ヶ月間に市長6人及び、副市長1人が急死、加えて市長2人が心不全、膀胱がんによる病気療養を理由に公務を離脱しています。
また、福島県伊達市の仁志田昇司市長も先月、急性の心筋梗塞で県立福島医大に救急搬送されています。
1年間に現職の市長6人が急死した例は過去には確認されていません。
 
過去10ヶ月間に急死した現職の市長及び副市長は、埼玉県日高市長(73歳)、新潟県燕副市長(58歳)、愛知県尾張旭市長(67歳)、栃木県那須塩原市長(67歳)、山口県長門市長(75歳)、大阪府守口市長(66歳)、千葉県勝浦市長(59歳)の7名です。
病気、急死によって公務を離脱した市長、副市長は現在9名です(2012/04/08 20:18)。
 
  https://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-9853
 
[4]
 【東京】子供の突然死が10倍、白血球の数値の7割に異常。予兆は出揃っている。
 
 @KinositaKouta
間違いです。去年の十二月から今年一月にかけて突然死して、
死因不明で、確認作業した0歳児から四歳児の都内の人数が、
おととし一年間と同数です。
絶対値が少ないため、確定的なことは言いにくいですが、
一ヶ月強と一年間が同じ。 2012/03/26
 
https://ameblo.jp/sunamerio/entry-11453265563.html
 
[5]
 NHKニュース9。心臓突然死は日本で年7万人に増えたらしい。以前は年5万人程度と言われていた。やはり福島原子力発電所メルトダウン爆発事故で漏れ続けている放射能汚染の影響なのだろうか? 2014/5/27
 
  https://twitter.com/kegasa2007/status/471348600551645184
 
 
[6] ベラルーシ、ゴメリ医大学長だったバンダジェフスキー博士は、セシウム汚染が心臓病の原因になっていると論文を発表、その後、賄賂を受け取ったと犯罪をでっちあげられて8年の懲役刑に処せられた。
 「良心の囚人」として著名になり、国外追放、現在はウクライナ中央病院。
 ひどい独裁国家を挙げるとしたらと問えば、多くの記者がベラルーシと答えるほどの独裁国家
 日本と同じように重度汚染地に国民を送り込んでいる。統計を捏造して大量の被曝死者を隠蔽し、代わりに外国からの移住者を汚染地に植民しているが、自民党はこの方針を踏襲しているといわれる。
 
 バンダジェフスキーの講演、放射能と心臓病について
 
  https://www.youtube.com/watch?v=R15q-CLcPjs
   https://www.youtube.com/watch?v=d0KY87Z5200
 
 <心臓では、体内の放射性セシウム137が多いほど心電図異常が見られ、放射性物質が心筋細胞のミトコンドリアを損傷すると考えられる。動物実験では、ゴールデンハムスターに家畜のエサとして許されているレベルの放射性物質(セシウム137)を含むカラスムギを与えたところ、胎児の40%以上に先天性異常が出現している・・・できるだけ放射性物質を体内に入れない方がいい。>
 
https://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-13798
 
[7]
   恐怖! 日本は今、#心不全パンデミック by 心不全学会 「東北大震災後に増加」する、ただ一つの理由
 
   https://matome.naver.jp/odai/2135773505739505501
 
[8]
 
  心不全・心筋梗塞が激増中 http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/872.html
 
[ICRP勧告の年1mSvは日本人に年8000名の死者・重度障害者を出す値]
 
 
 心筋梗塞・心不全との関係はチェルノブイリの経験から、無数ともいえる報告がある公然たるものだが、原子力産業や、その利権に追従する各国の機関によって徹底的に隠蔽されていて、被曝と心筋梗塞は無関係どころか、被曝には何の健康被害も存在しないというめちゃくちゃなデマも大量に出回っていて、そう信じてる愚かな人も多い。
 
 しかし、もしそうなら日本にもたくさんある被曝障害防止法や放射線取扱資格など何の意味もないわけだから、ただちに廃止してしまえばよい。
だが、すでに60年近く前から産業上の国家資格や法令のなかでも最上級の取り扱い資格、法令として放射能関係法が存在している理由は、いいかげんなことをやれば全国民の未来を危機に晒す恐ろしい危険が実在するからである。
 
 私が、今回「原子力発電は事故を起こさなくとも日本人を殺戮している」の一連のブログで明らかにしたかったことは、 「平常運転」されてる原発でさえ、特別な事故とは無縁に穏やかな運転営業を続けながら周辺住民を殺戮してゆく恐ろしい現実である。
 
 原発運営関係者は、おそらく、この事実を百も承知だろう。それゆえ、敦賀市や美浜町、玄海町、薩摩川内市などのデータは奇っ怪な平常値が続いている。おそらくデータを捏造したのだ。ということは、何が起きているか百も承知だからである。
 
 原子力は、キュリー夫人の放射線研究を嚆矢とするなら、すでに120年の歴史があり、核兵器の使用もあり、メルトダウンあり、核実験に至っては数千回もの経験を積み重ねてきているわけだから、人体に対する健康障害のデータは旧ソ連をはじめアメリカなどに膨大に記録されている。
 
したがって、原子力発電が周辺環境に何をもたらすのか? 事業者は承知してなければ実行できるはずがない。
 事実を明らかにしてしまえば、あらゆる原子力は人類社会から追放されてしまうだろう。だが、原子力にはウラン探鉱から精錬事業、核発電、その後始末、など現在の全産業の数割を占めるほどの超巨額の利権がひしめいていて、その重さに比べれば被曝による大量死や人類の未来などどうだっていいというのが、彼らの基本的な思想である。
 健康被害など隠蔽してしまえばよいのだ。真実を明らかにする者は社会から追放してしまえばよいのだ。それより核兵器売買のボロ儲けの方がずっと大切というわけだ。
 
 自民党や公明党、維新といった原発推進政党も、フクイチ事故や原発の通常稼働によって何が起きるのか? たぶん知っているだろう。
 知っていて、彼らは、長い歴史から生み出された放射線被曝防止法の基準を真っ向から破壊し、年間1ミリシーベルトという国際的な合意も完全無視し、年間20ミリという殺戮というべき犯罪基準を導入している。
 
 そもそも、年間1ミリシーベルトという基準でさえ、ICRP報告によれば、日本人1.3億人の場合、年間8000名の死者、重度障害者が発生するのである。
 
 実は、ICRPは原子力産業の正当化のため設けられた組織で、一定の被害を容認して原子力産業を運営するため住民の意思を無視して、巨大企業グループが勝手に年間許容量を定めたものである。
 これは各国の交通事故死の割合を見て、同程度の犠牲まで許容しようと決めたのである。本来、被曝は1ミリどころか、0.1ミリだって許容すべきではない。
 1ミリシーベルトまでなら原子力を稼働して構わないという原子力産業の金儲けを正当化するための勝手な屁理屈なのである。
 
 http://takedanet.com/archives/1013803600.html
 
被曝量と被害は一次関数、直線的であるとされているので、20ミリシーベルトでは、年16万人の死者・重度障害者が出ることになる。
 
 安倍政権の方針によれば、年間16万人の被曝死者まで合法化するという理屈になる。実際に、福島などの放射能重汚染地に住民を帰還させるということは、まさに大量殺人施設に送り込むということに他ならない。
 
 このことの意味は、どんなに正当化してみても立派な殺人である。
 それも植松聖や白石隆宏どころじゃない。東京電力と自民党政府の一方的な過失により被災した人々をアウシュビッツのガス室に送り込んでるに等しいのだ。ポルポトやヒトラーの犯罪にも匹敵する民族ジェノサイドなのである。
 ちゃんとした、まともな政権ができれば、彼らは最高レベルの処罰を受けなければならないのだ。
 
 またフクイチ巨大事故だけでなく、日常的に原発を稼働させているだけで、これもまた殺戮犯罪といわねばならない。泊原発の泊村では心筋梗塞死が444%日本平均100%から激増している。
 伊方原発の伊方町でも、心不全が273%、こうした激増を積算すれば、たぶん数百名の死では収まらないだろう。白石も植松も可愛いものである。いずれ、正しい政治が行われるときには断罪されねばならないのである。
[御坊火力周辺の奇っ怪なデータ ]
 
 
 実は、心筋梗塞データを調べるにあたって、原発周辺だけでなく、遠く離れた安全地帯と思われる地域も調べてみた。
 そのなかに、本来現れるはずのない奇っ怪な心筋梗塞データが出てきて驚かされた。
 
 それは和歌山県御坊市周辺である。
 御坊市=心不全305% 隣の由良町では心不全250%、南側のみなべ町では心筋梗塞158%、北側の紀美野町では心不全161%、山を上がった高野山町では心筋梗塞197%と異常値が狭い範囲に集中している。
 
 その周辺では、平常値地帯が広がっている。
 さらに四国南端に行くと室戸周辺でも高い値がまとまっている。
 これは何だろうと私は頭を抱え込んだが、四国南部については伊方原発から、まっっすぐ東に向かうライン上であって、伊方の放射能による影響と考えても不思議でない。
 
 しかし御坊市だけは理由が分からなかったので、この付近の大型施設、発電所や巨大工場などを調べてみると、御坊市の沿岸を巨大に埋め立てた関西電力御坊火力発電所が原因らしいことが分かってきた。
 

 http://www.kepco.co.jp/energy_supply/energy/thermal_power/plant/gobo.html
 
 火力発電所は全国の沿岸部にたくさんあって、御坊の近く、対岸にも阿南市にいくつも操業しているが、ここでは異常は見られない。
 ついでに全国の主立った火力周辺を調べてみても、御坊ほどの凄まじいデータは出てこない。
 
 同じ石油火力というのに、なんで御坊だけもの凄い異常値が出るのか?
 
 もう少しネットを調べてみると、御坊火力は「もの凄い煙」という悪評がプンプンである。
 
https://ameblo.jp/saitomaki/entry-11173277953.html
 
 こうなると、心筋梗塞は喘息患者に多いことから、排煙が何らかの原因をなしている可能性がある。
 だが、他の火力発電では、こんな凄いデータは出てこない。となると……
 もしかして、御坊火力では秘密裏に放射能を扱っているのではないか?
 という疑いさえ出てくる。今のところ確かめるすべがないので、今後も情報を収集していきたいが、御坊火力が周辺の人々を詐害している疑いは極めて強い。
 
 もう少しデータが集まったら、再び、まとまって報告したい。 
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山田先生

2018-03-27 05:40:26 | 日記
山田 正彦
3時間前 ·
日本の農業、私達の食料が大変なことになるのでは。
大切なことなので、最後まで読んでシエア拡散して頂けば有難い。

TPP11が今月チリで署名式が行われたが、安倍自公政権は6月中旬にも国会での批准手続きを終えると。

TPP11は米国抜きで30章8000頁のTPP協定に6頁の上書きしたもので、日本にとってはTPPが発効する以上に厳しいことになる。

日経新聞がISDSは凍結されたと報道したが、間違いで事実は政府と投資家との契約が適用されないだけで、日本にとっては何も変わらない。

農産物はTPPで、米国からの農産物の輸入を考慮して決めた枠なので、当然その分の凍結を求めなければならないが、日本だけは何も求めなかった。

カナダ、豪国、NZは米国抜きで関税がどんと下がるので絶好の農産物輸出の好機到来と各国のメデアも大歓迎の報道ぶり。

カナダは当初渋っていたが、トルドーもアベの大盤振る舞いに大喜び、2月16日の政府試算では豚肉を中心に日本政府の影響試算、1500億円を1国の輸出で賄うと。

NZも乳製品で、豪国は牛肉で初年度から倍増の試算を。日本政府は対策を打つので、900億円から1500億円の輸入増に止まると説明する。

政府には対策の具体策はなく、影響はないとしたトマト等の野菜だけでも、関税引き下げで東大の鈴木宣弘教授の研究室の試算では、992億円と。

それにトランプは日本の鉄鋼等に関税25%を要求スーパー301条も日本にも押し付けて、以前からの要求農産物の輸出の倍増が、いずれ現実のものに。

これに日欧EPAがこの春にも署名の動きが。政府はTPP11で農産物の価格は下がるが生産量も自給率にも影響はないと説明。

誰が信じることができようか。

日本の農業は今、音をたてて崩れようとしている。

4月11日6時半から9時まで連合会館(千代田区神田駿河台3の2の11)でTPP分析チームによるTPP11の勉強会。

TPP、自由貿易、グローバリズムで儲かるのは多国籍企業と富裕層だけ。

3月31日1時から5時まで、明治大学リバティタワー1階ホールで「グローバリズムは私達を幸せにするか!?」の映画と講演を致します。

講師は辻信一鈴木宣弘両教授に植草一秀さんのコーディネートです。

私の事務所も事務局を引き受けています。