バルサルバ洞動脈瘤の手術・紫斑性腎炎

これから、バルサルバ洞動脈瘤の手術をする方のお役にたてばと思いブログを立ち上げました。家内が甲状腺癌にかかり今闘病中

術後3年その2

2014-02-08 16:34:46 | 日記
術後3年って思い出したら、しみじみいろんな事が思い出されました。

手術が決まっても脳天気な私。

本当に、術後は薬いらず、血圧測定よさらば…っと、考えておりました。

普通、悪の所を切れば元気になれるじゃないですか?あれと、同じ発想です。

当時は、心臓に対する知識もなく、大動脈弁がどうのこうの?人工血管に弁をどうのこうの?

さっぱり理解しておりませんでした。

家内が、「やたらと、大変な手術なんだよ」っと言われても、悪いところを切れば元気になるじゃん。位のものです。

CCUで目が覚めた時、人工呼吸器がまだ入っていて、喉は乾くわ、苦しいわ、ビックリでした。

はっ?手術ってこんなに苦しいの?やらなきゃよかった位しか考えておりませんでした。

なんと、脳天気でしょう?我ながらあきれ返ります。

心臓の手術を舐めておりました。

心臓の手術は、やっぱり大変です。

動いている心臓を止めてやる訳ですから、簡単なはずないんですよね?

術後、私はまったく食事の味がしなくてこまりました。

みんな、そうなのかな?っと思っておりましたが、そうでもないみたいですね。

あの、食事に味がしないのには、往生いたしました。

もともと、大食漢のわたしが、全く食べられない。何を食べても砂を噛んでるみたいでした。

結局、術後3週間、心タンボナーデで心臓の心膜の水(血みたいでした)を抜くまで、味は戻りませんでした。

心タンボナーデの処置は、CCUでやりました。まさか、又CCUの戻るなんて思いもしなかったです。

CCUの看護師さん達は、懐かしそうに「まあ、○○さん元気ですか?」ってな感じでした。

心ターボナーデの処置が終わった夕飯から、食事の味はもどりました。

まあ、うれいしかった事。やっと、普通の人間に戻れたみたいでした。

術後3年です。いろいろ、考えさせられます。
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