体重は重たいままだけど、だんだんと体力が戻ってきた。一昨日、数年ぶりにバタフライを泳ぐ事が出来た。テンポが上がらないのでタイムは遅いのだが、泳げるようになっただけでで満足だ。もっと泳ぎ込んだらスムーズに泳げるようになれるだろう。
自分は40歳代の数年間、真剣に水泳にうちこんでいたのだ。大人の水泳教室に通って、週に5日、毎回1800から2000くらい泳ぎ込んだ。コーチのメニューには、インターバルの練習などもあり、クロールで、50メーター、1分インターバル10本とか100メーター3本とかをこなしていた。50メーターは40秒から45秒くらいで廻していただろうか。一番速かったときで、50メーターが31秒くらい、100メーターで1分、13とか15秒くらいだっただろうか。
今は、身体が重いし、心肺機能が落ちているので、45秒くらいで、ゼーゼーハーハーだし、バタフライも、バッシャーン、バッシャーンと凄い水しぶきがあがっているのだろう。
水上の動き
だけど昔と違って、今はタイムこそ遅いが、泳いでいる人の姿勢が分かるようになってきた。プールサイドのジャグジーに入りながら、泳いでいる人の水中姿勢がイメージできる。しばらくの間、水上で見えている動きを見て、次に水の中に頭を沈め泳いでいる人の水中姿勢や動作を見て学習したのだ。
多くのスイマーは、腰が沈んだまま泳いでいる。今は、どうすれば腰を浮かすことができるか試行錯誤しているところだ。具体例を挙げると、プルブイは通常、股間にはさんで泳ぐのであるが、プルブイを両足首ではさんで、両足をぴったりくっつけながら泳ぐと、全然前に進まないが、水に浮かぶ感覚を養うことが出来る。
そんな練習をしているので、水の抵抗が少ない姿勢をとれるようになれば、泳ぎ方が変わって、もっとスムーズに泳げるようになる気がする。
若い頃は、パワーと心肺機能だけで、がむしゃらに泳いでいたが、なかなかマスターできなかった世界で今泳いでいる。結構、時間がかかったが、身体の使い方を学んでいる。
セーラちゃん
日曜日、N子さんとスーパーで買い物をしていると、5,6歳の可愛い女の子がお母さんと一緒に買い物をしていた。聞くとはなしに聞こえてくる会話から、その女の子の名前がセーラちゃんであると知った。自分は、こそこそとN子さんに、「あの子、セーラって言うらしいで、流行のキラキラネームや」と耳打ちしたら、「まだ、ましよ。もっと、とんでもない名前がいくらでもあるんだから、キララとかじゃなくて良かったと思うわ」という返事が返ってきた。
家に帰って、食事の時、息子達もまじえて、キラキラネーム(DQNネームとも言うらしい)の話題で盛り上がった。キラキラネームをつける親は、世間的な感覚からずれているとの考えで、本人もおかしいだろうという事になり、就職も面接までに行かないことも多いとかいう話もあるらしい。
キラキラネームのご本人が悩んでいるという実例をYahoo知恵袋から紹介します(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1488490499)
私の名前は、キラキラネームです。DQNネームとも言われます。私は、高校2年の女子です。
漢字が当て字だけならまだしも、平仮名にしても、人名ではありえない言葉ですし、声に出して言うと誰もが振り向きます。
私自身、自分の名前が変わっているのは、小さい頃から分かっていました。
疑問に思い始めたのは、小学生の頃ですが、親に感化されている時期でしたし、クラスメートや友人に恵まれていたのでイジメもなく、中学まで過ごしました。
高校に入学してから、名前について嫌な事を言われたり、バイト先で大人たちが、ひそひそと聞こえるように言う悪口に、傷つき落ち込みました。
それでも、高校で仲の良い子ができて、ある日、名前のことで悩んでいると話したら、確かに外で大きな声で名前を呼べないよね、何かあだ名を考えようと言ってくれました。
優しいから、優ちゃんはどう?と言われて、私はもし自分の名前が変えられるなら、「子」をつけたいと前に話していて、優子になりました。
それから、友人、クラスメートと広がり、今では高校の友人は全員、ユウコと呼びます。友達からの手紙には、優子へと書いてあります。
私は、みんなにユウコと呼ばれることが嬉しいです。
今日、家に友人が遊びに来たとき、みんながユウコと呼ぶことに、もう違和感がなくなっていて、気にしていなかったのですが、友人が帰った後、ユウコにいつ改名したの?と母が聞いてきました。自分の名前が気に入らないのかと聞かれ、今までの溜まっていた気持ちをぶつけてしまいました。
何故、この名前にした?普通の感覚ならつけない!普通じゃない、ずっと我慢してきた、名前は自分で決められないからこそ、せめて一般生活に支障のない名前にしてほしかったと言ってしまいました。
ユウコは、あだ名で、友達が考えてくれた名前、お母さんがつけた名前よりずっと気に入っている、この名前に改名したいと言って私は部屋へ戻りました。
父が帰宅して、父から話があると言われて、お母さんと出合った話や妊娠の話、妊娠中に一生懸命考えてつけた名前だから、お母さんに謝りなさいと言われ・・
でも、前に名前の由来を聞いた時、可愛いからつけた、響きがいいからと・・
謝らないと食事がないそうです。いらないけど・・・どんな名前でも受け入れて当然ですか?
どう思いますか?私が謝るべきだと思いますか?
母が怒る理由は分かりますが、怒れるのがすごいやと思ってしまいます。
引用終わり
この悩みに世間はどう反応したのか?
これを読んで、どう感じるのか、人それぞれだと思うが、閲覧数が63万回、回答数が数千をこえたそうだ。回答を読んでいると、思わず、うなづいてしまうような回答ばっかりで、世間の人も随分気にしている事がよく分かる。今後、キラキラネーム世代が学生から社会人になっていくと、社会問題にもなっていくように思う。
そう考えていると、昨日ネットで見たのだが、歌手の宇多田ヒカルさんとファンの間でも、同じ議論が湧き上がっているという記事を見つけた。
宇多田ヒカル、ツイッターでDQNネームに言及!「かわいそう」は失礼?
http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/story.html?q=cinematoday_N0043397
現在アーティスト活動を休止している宇多田ヒカルが、ツイッターで最近の名付け事情について言及して話題を呼んでいる。
24日、ファンからの「自分の名前は好きですか?」という質問に対し、「子供の頃は、名字は絶対聞き返される・間違われる、名前(光)は「ひかりちゃん」「ひかるくん」と読まれるか「かおる」と間違われる、などで傷ついたりもしたけど、今は好きです!(原文ママ)」と答えた宇多田は、その後のツイートで最近の名付けに対して言及。
「最近日本では風変わりな名前の子供が多いらしいけど、絶対読めない名前とか、日本語っぽくない名前とか、ちょっとかわいそうだなと思う。親御さんたちは愛情をもって名付けたんだろうけど…(原文ママ)」とツイートした。
このツイートに対し、フォロワーからは「『最大』と書いて『マックス』という子どもがいた」など個性的な名前の報告が続々。「斬新すぎる…」などとコメントしていた宇多田だったが、「可哀想って失礼ぢゃない?」というフォロワーからの返信には、「たしかにかわいそうは失礼だったかもしれないですね」と反省の一言をつぶやいた。
感想
我が家でも、宇多田ヒカルさんとファンの間でも、議論は湧き上がり盛り上がる。だけど、結論は出ない。個性的すぎる名前は、度を越すと差別やいじめの対象になるのは当たり前だと、自分は思う。だから、自分の息子には普通すぎる名前をつけたし、N子さんが画数とかを計算して可能な限り完璧な名前にしたのだ。
それが常識だと思っていたが、そう思わない人も世間にはいるのだろう。自分の周りには変わった姓の人はいるがキラキラネームの人はいない。息子達の回りにも、いないと言っているので、思っている以上に少ないのかもしれない。
どう話を進めるのか難しいところであるが、自分は、ハーフ(混血)の子供に対する対応に似たところがあるのではないかと思っている。ほんの一握りの違ったキャラの集団に対する偏見という点で一致するのではないだろうか。
正直に言うと、白人との混血なら可愛いし、きれいなのでうらやましく思うが、黒人との混血となると複雑な感情を持ってしまう。そんなデリケートな部分が見え隠れしているような気がする。
世間の人も、優しく気にかけていても、かわいそうだと言い切るのは、は本人に対して失礼だとかいう方向になってしまうのは、その辺に理由があるように思う。難しい話で人権問題にかかわりそうなので、これで終わりにします。
最新の画像もっと見る
最近の「日記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事