西村ダム
重力式コンクリートダム
木曾川水系馬瀬川 岐阜県下呂市
訪問日 2023/5/27
加子母防災ダムから走ること40分。西村ダムに到着しました。Googleマップに貼り付けられた写真で事前に知っていたとはいえ、その姿を見ると何とも言えません。
4門あったラジアルゲートが撤去され、自由越流式の堰堤となっておりました。元々の堤高は19.5mでしたが、現状は何mになるのでしょうか。竣工は1938年ですので85年間働いてきました。首をちょん切られちゃったようで、寂しい気がします。
それでも発電用の取水は行っているようで、廃ダムになっているわけではなさそうです。
水はとてもきれい。これもエメラルドグリーンでいいのかしら。また、堰堤を落ちる水紋もきれいなものでした。きれいな水を見ると気持ちが落ち着きます。
下流面 ラジアルゲートが撤去されていた
流れ落ちる水
左岸の設備を望む
左岸からの上流面 コンクリートの色が時間の流れを物語る
水紋がきれい
減勢池の水の色もきれい
左が発電所への取水ゲート 右が天端跡
左岸からの天端跡 銘板は残っている
左岸からの上流面
上流面 ラジアルゲートがあった痕跡
発電所への取水口 スクリーン
上流側 右岸の道路は落石の恐れあり、通行止めとなっていた
弓掛川にある弓掛堰堤で取水された水の流入口と思われる
手前は発電所への導水路 沈砂池へ続く
沈砂池を下流側から
水利使用標識