木曽川大堰(馬飼頭首工)
可動堰
木曽川水系木曽川 愛知県稲沢市(左岸)、岐阜県羽島市(右岸)
訪問日 2023/11/24
魔界へのお誘いを頂きまして…
長良川河口堰を北へ、木曽川沿いを30分程走ると木曽川大堰、別名『馬飼頭首工』があります。今回は、ダムマイスターの福角様にお誘いを頂きまして、見学会に参加させて頂きました。普段は学校関係以外には見学を受け付けていないという事で、貴重な体験でした。
まず、水資源機構木曽川用水総合管理所様にお邪魔しまして、『木曽川用水事業の概要』という29ページにも亘るスライドを丁寧に説明して頂きました。かいつまんで説明するのが申し訳ないのですが、取水された水は海部(あま)幹線水路を通じ、農業、水道、工業用水として、愛知県、三重県に供給されるとのことです。
操作室も見せて頂きました。幼稚な表現ですが宇宙戦艦ヤマトの艦橋のようでカッコよかったですね。
その後、管理所屋上から静水池、堤体を眺めながらの説明、地上に下りて堤体近傍での説明、利水神社の説明を頂きました。2時間半にも及ぶ見学会、水資源機構木曽川用水総合管理所様に大変感謝いたします。
その後、個人的に天端(馬飼大橋)を往復1時間程歩いて、いつものように写真を撮りました。
このような機会を設定してくださいました福角様にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
馬飼(まかい)と聞くとどうしても魔界を連想してしまいますね。
左岸からの下流面
平常時の放流
左岸の魚道
左岸 交差点からの下流面
左岸からの天端 馬飼大橋
左岸からの上流面 手前は取水口
管理所屋上から見た上流面 名古屋市消防局のヘリコプターが水難訓練中だった
第4,5ピア上屋が工事中
船通しの下流側
上流方面を望む
右岸寄りから下流方面を望む
第9ピアに定礎の銘板 『愛知県』という表示が剥げかけている もしかしたら左側に『岐阜県』という表示があって県境を表していたのではないだろうか
右岸からの下流面
右岸からの天端 工事の影響で渋滞している
右岸からの上流面
管理所屋上から静水池を望む 水路に流す前に水を静める役割 左に延びるのが海部幹線水路
独立行政法人 水資源機構 木曽川用水総合管理所
操作室での説明 各所の水門を操作して水を配分している
注意看板 『ダム』という単語はない
工事案内板