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アメリカミズアブの飼育-vol1

2020-10-03 09:30:00 | 虫の飼育
アメリカミズアブの飼育-vol1
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アメリカミズアブ
・堆肥が作れるらしい(なんでも食べるという話)
・爬虫類、魚類、昆虫のエサになる
・人間も食べられる(サナギを食べるらしい)
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アメリカミズアブに興味を持ち、どうやって、発生させるのかを調べたら、ビニール袋に米ヌカを濡らして放っておけば勝手に発生すると書かれていたサイトを見て、やろうかどうか迷っていた。
しかし、ミズアブは突然やってきた。
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1か月位前に、コーヒーかすを堆肥に使用と思い、小さな袋(米2kg)に
・コーヒーかす
・腐葉土(コーヒーかすと同じような量[グラムではない])
・油かす(少量)
・鶏糞(少量)
入れて、屋外の雨の当たらない場所で、ゴミ箱の中に入れ、フタとして鉢のトレーを上に重ね、放っておいた。
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そして、その時の写真がコチラ
撮影日:2020年8月12日
幼虫が、コーヒーのカスから出た液体で、コーヒーの色をしている。
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その後、この幼虫を
・雑草を発酵させたモノ(園芸用の土の入っていたビニール袋に入れていたもの)
・園芸用の土の入っていたビニール袋にコーヒーかすやエダマメのサヤなどを入れたモノ
に入れたりして色々と観察をした。
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最初、成虫の姿を見ることはなかったが、幼虫が大きく成長したビニール袋を開けると、その匂いにつられ、成虫がそのビニールの袋の周りを飛び続ける。
しばらくして、近くに留まることもあったので、よく見るようになると、、、
なかなかカワイイやつだなぁ~と思い始めてしまう。
・成虫の産卵シーン
 
・プランターに付いているタマゴ
 
撮影日:2020年8月29日
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その後、ビニール袋内は、幼虫だらけになる。
次は、成虫になるのか?に興味が出た。
幼虫は、蛹化するとき、エサがたくさんある湿った場所から外へ出て、土の中で羽化するらしい。
ということで、ビニール袋の折り返した所に出てきている幼虫を鉢トレーに回収し、白と黒の幼虫の選別はせずに、
植木鉢に土を入れ、

幼虫を投入し、
フタをした。

後日、鉢の下の鉢トレーは、雨が降ると、下部分が水没するので、土の上に直接置いた。(しかし、鉢の下を見ると、脱走したものもいたようだった。)
撮影日:2020年9月10日
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そして、この鉢の中をたまにチェックしていたら、成虫が羽化していた。
羽化後
羽化後のサナギ

しかし、なんか動きが遅いし飛ばないので、暖かい日向に持って行って、放っておいた。
見てみると、3匹いたのが4匹になっていた。
撮影日:2020年10月2日(1日の夜は、満月だった。偶然か?)
暖かいから、1匹羽化したのか?と思って、見ていると、大きさが明らかに違う。
そして、大きい方が素早く飛び去っていった。
しばらく様子を見ていたら、羽化不全で羽がくしゃくしゃのもいたりしたので、
・フタして真っ暗
・フタして風通しが悪い
などで、羽化が上手くいかなかったのかもしれない。
残り2匹も羽は動かせるが、うまく飛べないみたいだった。
そのまま、外にリリースした。
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これとは別に屋内管理のモノを
2020年9月13日に開始しているので、ひょっとすると、そろそろ羽化するかもしれない。
続きは、後日


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