函館 活魚料理 嘉兵衛

函館の宿泊ホテルには晩ご飯も朝ご飯もつけませんでした。
それは函館で美味しい海の幸をたらふくいただくため。

晩ご飯はタクシーの運転手さんと相談して「嘉兵衛」でいただきました。

大小様々な水槽の中でいろいろなお魚が泳いでいました。
ほっけが泳いでいるのは初めて見ました。

函館と言えば烏賊。そして烏賊そーめん。

関東でいただくイカそうめんとは何かが違います。
伺うと「二枚におろす」のだとおっしゃる。
イカのみを薄く二枚に分けていました。
これで一本一本が細くてそうめん状になるのですね。満足満足。

「他に何か？」とお訊ねして出てきたのはウニです。これで850円。


「タチの天ぷらはどうだい？」と聞かれても「太刀魚のこと？」と話がかみ合いません。
よくよく伺うと「タチ」とはまだらの白子のことでした。
ポン酢でいただくのは良くあることですが、天ぷらはね。


「ほっけはどう？」「え～、何処でも食べられますから。」「いや、自家製の醤油漬けだよ」


ちょっとしょっぱいのですが、塩焼きとは違って香ばしい。

「そろそろお腹がいっぱいなので珍しいものを握ってください」
「そうねぇ、ニシンは？　ほっけは？」
「おー、それそれ。一貫ずつでいいから。」


「ごっこおつゆはどう？」
「ごっこ？？」
「水槽で泳いでいるから」

胸びれが発達して、吸盤のようにして水槽の底に貼りついているようです。
アンコウみたいにゼラチン質をいただくようです。

函館に来て函館でしか食べられないものをいただきました。
満足満足