YOUTH

青春とは人生のある期間ではなく 心の持ちかたを言う
by Samuel Ullman

金哲彦著 3時間台で完走するマラソン -先ずはウォーキングから

2008年12月12日 | 
本屋さんの新書コーナーでまず、金哲彦という著者名に惹かれました。次に題名。でも3時間で走る力はないし と思いながらも中をぱらぱらと見ていくうちに、買って読もうという気になりました。

2004年のホノルルマラソン完走者の時間のばらつきについて表現しているところがあります。男子トップは2:11:12。女子トップは2:27:33。最後のランナーは15:00:07だそうです。
タイム別に見ると図のようになります。



サブ3のフィニッシャーは0.6%のエリートです。
サブ4は9.6%で全体の1割未満です。

だれでもいつかは10%の群れに入りたいと感じますよね。


しかしこの本の内容はここからです。ウォーキングからどのようにしてサブ4を目指す身体を作るかということを、大変丁寧に解説しています。体脂肪率21%の私には次の件が大変心にしみました。

トレーニングは継続しているものの、暴飲暴食、過度の飲酒や喫煙、夜更かしと睡眠不足・・・。


生活習慣も改めなくてはいけないということです。

2006年11月に書かれた本ですので、乳酸の挙動についての情報は少し古いのですが、これから走る人にとって大変ためになる本だと感じました。勿論、私のように長年だらだらと記録向上しないジョガーにとっても。

金哲彦著
3時間台で完走するマラソン
光文社新書282
780円+税

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