岡本太郎著「今日の芸術」光文社文庫は、私の通っている写真教室の先生、高野経将先生から必読書として紹介いただいたものの一冊である。
解説はこちらに詳しい。
今までの私の書棚には入ったことのないジャンルの本である。
それだけに衝撃は大きい。
ゴッホの展示を直接見る機会があったが、このとき私は恐ろしさを感じてその後も目をそらし続けた。それでもそのタッチが頭を離れることはなかった。一方、ルノワールは私に落ち着きを与えてくれた。それで、私にはルノワールの方がゴッホよりも印象深かった、と思い込んでいた。
著者はそれを否定する。
「キレイ」ではない、本質的な「美しさ」に注目すべきだという。
私はやっと写真を撮るという行為のスタートラインに着いたところである。
今のカメラはシャッターを押せば写真を撮ることができる。
その中で、何を自己表現していくのか ということが、私にとってはとても困難な課題なのである。
この本を読んだからといって、解決できるものではない。
だが、ものを観る目は変わったと思う。
「芸術は爆発だ!」とおっしゃっていた岡本太郎氏の真髄に触れた気がする。
これから何度でも読み返すことになりそうな一冊である。
解説はこちらに詳しい。
今までの私の書棚には入ったことのないジャンルの本である。
それだけに衝撃は大きい。
ゴッホの展示を直接見る機会があったが、このとき私は恐ろしさを感じてその後も目をそらし続けた。それでもそのタッチが頭を離れることはなかった。一方、ルノワールは私に落ち着きを与えてくれた。それで、私にはルノワールの方がゴッホよりも印象深かった、と思い込んでいた。
著者はそれを否定する。
「キレイ」ではない、本質的な「美しさ」に注目すべきだという。
私はやっと写真を撮るという行為のスタートラインに着いたところである。
今のカメラはシャッターを押せば写真を撮ることができる。
その中で、何を自己表現していくのか ということが、私にとってはとても困難な課題なのである。
この本を読んだからといって、解決できるものではない。
だが、ものを観る目は変わったと思う。
「芸術は爆発だ!」とおっしゃっていた岡本太郎氏の真髄に触れた気がする。
これから何度でも読み返すことになりそうな一冊である。
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