ラン友、miyaさんのブログに紹介されていた「永遠の0(ゼロ)」。
図書館に予約したものがやっと私の番に回ってきました。
私の亡父も戦時中は海軍航空隊に籍を置いており、この小説で出てくる「中攻」である一式陸上攻撃機に搭乗していました。
三菱の零戦と言えば、その技術力に関して過去にいろいろと読んだことがあります。
しかし、この小説では零戦は一つの軸となっているだけです。
全体を通して伝わってくるのは戦争という無慈悲な行いです。
半藤一利著「昭和史」でも軍の責任を取らない体質に言及していますが、この小説でもそのことが伝わってきます。
戦後生まれの団塊の世代である私たちは、戦争について両親からきちんと話を聞いているのでしょうか。両親の世代は、戦争経験を口にするのもいやだと言うことで、子の世代に伝えていたいのではないでしょうか。
そんな時代の流れの中で、百田尚樹氏のこの小説を目にしたことは、私にとって大きな経験です。できれば、もっと多くの方にこの本を読んで頂きたいものです。
百田尚樹著 永遠の0(ゼロ)
一点だけ、高山の描き方はもう少し何とかして欲しい感じがしました。
図書館に予約したものがやっと私の番に回ってきました。
私の亡父も戦時中は海軍航空隊に籍を置いており、この小説で出てくる「中攻」である一式陸上攻撃機に搭乗していました。
三菱の零戦と言えば、その技術力に関して過去にいろいろと読んだことがあります。
しかし、この小説では零戦は一つの軸となっているだけです。
全体を通して伝わってくるのは戦争という無慈悲な行いです。
半藤一利著「昭和史」でも軍の責任を取らない体質に言及していますが、この小説でもそのことが伝わってきます。
戦後生まれの団塊の世代である私たちは、戦争について両親からきちんと話を聞いているのでしょうか。両親の世代は、戦争経験を口にするのもいやだと言うことで、子の世代に伝えていたいのではないでしょうか。
そんな時代の流れの中で、百田尚樹氏のこの小説を目にしたことは、私にとって大きな経験です。できれば、もっと多くの方にこの本を読んで頂きたいものです。
百田尚樹著 永遠の0(ゼロ)
一点だけ、高山の描き方はもう少し何とかして欲しい感じがしました。
私の父も戦争に行っていますが、詳しい話は聞いていませんね。シベリアで捕虜になった話のみ聞いています。
今の自分に置き換えてみると、そんな時代、精神的に耐えられそうもないですね。
mixiのバドのマイミクの方も、是非読んで感想を聞かせて欲しいと書いていました。何人かの方が感想を書いていました。たくさんの人が読んでくれればいいですね。
昭和史、私も読んで見ようと思います。では。
過去はこうだった、では今後はどうすればよいのか。国と国との戦争だけではなく、子供を放置したり、高齢の両親の行方が分からなくなったり・・・。
全ては政治家を選ぶ私たちの責任ですね。
ちょっとつぶやいてみましょうか。