みなさん、こんにちは。
あびぞうです。
毎日、暑いですね・・。
みなさんと、みなさんの猫さんたちはいかがお過ごしでしょうか?
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先週、避暑ということで、実家の山荘に出かけておりました。
山荘は富士山1合目くらいなので、東京の気温マイナス10度。
特に大きな予定もなく、朝起きて、思いついたようにちょこっと出かけて、帰ってきて猫さんとお昼寝。
涼しくてね、猫さんも人間も久々にエアコンなしで寝ることができました。
猫と過ごす夏休み、これほどの幸せはありません。
鹿もウロウロしていましたよ。
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先週の日曜日のこと。
リビングでご機嫌に過ごしていたメイちゃんがぴょーんと飛び上がりました。
脱兎のごとく2階の寝室にかけあがっていくので
何事かと床を見ると、息も絶え絶えなハチを発見。
あわてて掃除機でハチを吸い取り排除。
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メイちゃんを追いかけて寝室にあがると
猫用のティピテントに隠れています。
左前足をあげて、ううーーと怒っています。
刺されたのかな?と思い、手を見せてほしいのだけれど
怒っていて触らせてくれません。
そもそも、ハチに刺されたら猫はどうなる?
山荘は通信環境が悪く、室内では携帯がつながりません。
メイちゃんの様子が急変すると困るので
大声でテラスにいたダンナを呼び、メイちゃんの観察を任せます。
私は庭にでて携帯で検索開始。
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「猫、ハチ」で検索すると
よろしくない結果が出てきました。
嘔吐、失禁、痙攣などの症状が出たらアナフィラキシーショックとのこと。
早々に動物病院に連れて行くように、とあります。
今のところ嘔吐はないなと思いながら、寝室にあがると
!!!
嘔吐跡がある。
「今、吐いちゃったんだよね。
触られたくないみたいで、ベッドの下に入っちゃった。」
これはまずい。
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あわててテラスに出て、近所の動物病院を検索。
幸い、日曜日の午前中にやっている動物病院を見つけ、状況を説明したところ
「来てください」
メイちゃんをキャリーに入れて、車に飛び乗りました。
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山荘は別荘地内の一番奥の方にあるので、動物病院まで結構時間がかかります。
車に乗って5分もすると、ぷーんとにおってきます。
メイちゃん、脱糞・・。
そして、膝に暖かい液体。
これは失禁なのか、それともいつもように車に乗ったからうんちとおしっこしたくなっちゃっただけなのか。
にゃーにゃ―の苦情が途絶えるたびに、メイちゃん生きてる?と不安になりながら
車で20分は走ったでしょうか。
動物病院に到着。
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「さきほど電話したものですが、猫がハチに刺されて。」
「嘔吐して、車の中で失禁も。刺されてから30分くらい経過しています。」
窓口で緊急度を伝えたつもりが、なかなか順番が回ってきません。
メイちゃんはキャリーの中でおとなしくしています。
声がしないと心配なので、キャリー越しに何度も顔をみます。
あれ?具合は特に悪そうでもありません。
これは、緊急事態なのか、そうではないのか。
悶々と10分、いや15分くらい待ったでしょうか?
やっと「次の方、どうぞ」の声。
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「どのあたりを刺されたかわかりますか」
「たぶん、左前足で踏んだのだと思います」
「うーん、特に腫れている様子はないですねえ。
今日はお注射うっておきましょうね。抗ヒスタミンと吐き気止めとステロイド。ステロイドは数日たって腫れてきた時用です。
ステロイドうつので、お水をたくさん飲んで、たくさんおしっこすると思いますが、薬が原因なので心配しないでくださいね。
あと3日分抗ヒスタミンのお薬出しておきますから明日から飲ませてくださいね。
今日は安静にお願いします。」
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メイちゃん、安静にと言い渡されたので、その日は一日、寝室にて過ごしてもらいました。
ご飯とお水とトイレを寝室に入れて。
ついでにトトも一緒にお昼寝。
心配でそばについていた人間も一緒にお昼寝。
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おかげさまで、その後何事もなかったようにメイちゃん元気に過ごしています。
15歳になり、ハチに刺されるとは。
アナフィラキシーだと2度目は深刻かもしれないので
ハチがそばにこないよう、気を付けなくてはと思います。
なにより、命が無事つながってよかった。
猫と過ごす夏休みの事件簿なのでした。