今年もレンゲショウマが咲く季節になりました。
種が飛んでいるらしく、毎年花の数が増えています。
楚々として大好きな花の1つです。
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以前、Tolletaのご紹介をいたしました。
猫の体重とおしっこ量を自動で計測する装置です。
実は5月下旬ごろからトトメイともに△印が出る日が増えておりました。
トトさんはおしっこ量が体重あたり40ml/kgを超える日が増えてしまい
ネットをみると50ml/㎏を超えると慢性腎不全との記述もあり。
トトさんは脱糞するほど猫病院が嫌いなこともあり
うーん、どうしたものか。
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いつもの猫病院は混んでいるし(2-3時間の待ち時間は当たり前)
車で30分と少し遠距離。
連れて行って血液検査できない可能性もあるので
まずはおしっこだけでもみてもらおうと
近所の評判のよい動物病院に電話してみました。
「セカンドオピニオンでもお伝えできることはあると思います。
よろしければおしっこをお持ちください」
と言ってもらったので、少し安心して猫なしおしっこのみで訪問することに。
結論からいうと、トトは尿の比重が非常に低く血液検査を推奨されました。
「ビビりで暴れて脱糞するんです」と申し上げると
「鎮静という選択肢もありますよ。」とのこと。
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脱糞するほど怖がり血液検査ができないのと
リスクは低いとはいえ経口鎮静剤を飲ませるのと
どちらにするか散々悩んだ挙句
ここは血液検査することが重要と判断し、経口鎮静剤をお願いすることにしました。
近所の猫病院のドクターがとても感じがよかったことも決断を後押ししたように思います。
トトさん、セカンドオピニオン病院でちゃんと血液検査できるでしょうか。
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そして検査当日。
11時30分からの検査なので、朝9時に病院に伺い経口鎮静剤をいただきます。
1時間前に服用とのことだったので、10時30分に服用させ
ついでに、ということで、トトだけでなくメイも、本猫及びおしっこをもって通院。
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鎮静の効果もあり、トトはシャーシャーは言っていましたが
いつもに比べ動きも緩慢で、無事血液検査ができました。
脱糞もおもらしもなしです。
結果は、二人ともクレアチニンの値は正常範囲内。
ただ、クレアチニンの値で異常値が出てしまうと
すでに腎臓の機能の70%が失われているとのことなので
早期発見のための検査(SDMA)を推奨され、あわせてお願いしました。
それよりなにより、メイちゃんのおしっこに細菌が発見され
抗生剤処方となりました。
数年に1度、血尿出すタイミングだったのかもしれません。
たしかにTolletaさんからも「トイレ回数が増えています」というアラートが出ていました。
Tolletaさんのアラート、出たらすぐに対応することが重要だと改めて認識。
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ちなみに、トトさんの鎮静、帰宅した後も少し続きまして
その日は足元が少しフラフラする状況でした。
猫先生から「高いところから落ちたりするので気を付けて」とアドバイスをもらいましたので
久々に猫サークルを出し、この日はトトさん、終日猫サークルでお過ごしいただきました。
夜には普通に戻っていたので、ほっと一安心。
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早期発見のための検査(SDMA)の結果は1週間後。
メイは問題なし、トトは正常範囲を少し超えているとのこと。
やはりトトさんは徐々に腎不全への道を歩んでいるということになります。
すでに療法食は始めているので、余計なものを食べさせず(AIM入りの普通フードは終了)
ネフガード(サプリ)をしっかり飲ませる、を徹底することにしました。
少しでも腎機能の喪失スピードを遅くして宮崎先生のAIM治療薬の完成を待つばかりです。
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かなり気をつけていたつもりですが、トトさんの腎臓タイマーが動き出してしまいました。
メイも同胎兄妹なので、早晩タイマーが動き出すでしょう。
そんなことがありましたので
メシだ!お水くれ!撫でて!と
朝4時半から元気でにゃーにゃ―要求してくれることが
なんだか愛おしいような気がしています。
トトとメイが一日でも長く元気で幸せにいられるように
日々を大事に過ごしていきたいと思います。
あ、今はものすごく元気です。二人とも。