ととろ爺さんの 殆んどひとり歩き・ハイキングやらウォーキングやら

歩くことが楽しくもあり、体力的にキツイと思うこともあり、という年齢になりました。そんな中、歩いたコースを写真中心に。

埼玉県比企丘陵の笛吹峠から東松山市の巌殿観音へ

2017-03-02 | 秩父・奥武蔵・多摩地区
笛吹峠という名前に興味を持って、ちょっと行ってみようかと出かけました。

JR八高線の明覚駅で降り、

駅前の交差点を右折

都幾川脇の道を進みます。

ひと市十字路の交差点を右折し、少し分かり辛いのですが弁財天の石碑のところを左折します
しばらく進むと、旧玉川工業高校の前を通り

急に細い道に入ります

昔の巡礼道です

巡礼の道をしばらく行くと車道(赤貫通り)にぶつかりますが、一旦途切れた巡礼道が再開します







やがて、車の走る音とともに、笛吹峠に出ます



かつては、鎌倉街道も越えていたとか。その名前は、足利尊氏に敗れた宗良親王が月明かりにここで笛を吹いたことに由来しているということです。
昔は、上州、秩父連山、関東平野まで見渡せたそうです。
さて、説明書きの脇の巡礼道を更に進みます

檜林です

配送センターもあります



県道に出ますが、道がわからない・・・。なくなった!と思っていると
ありました。廃棄物中間処分場のゲート左に繋がっていました。

ゴルフ場の金網に沿ってしばらく進むと

突然、何やら宇宙基地のような・・・

地球観測センター(JAXA)の建物、パラボラアンテナなどに出くわしました。

JAXAのゲートを眺めて少し行くと、東松山市市民の森に入ります



自然がいっぱいの公園です。
のんびり歩いて、公園を抜けると、物見山の案内がありました。
早速登ってみました。

北東の方角、遠くに見えるのは、たぶん筑波山でしょう。

ここでおにぎりをほおばり、巌殿観音に向かいます。

近道、と書いてありましたので

いかにも、地元と結びついているといった感じの観音堂でした。



仁王門も見ごたえがあります

門前町には、昔の屋号を家々の前に表示してあり、興味深いです。



門前町を抜け、弁天沼へ寄って



東上線高坂駅まで、約2,5キロの道をぶらぶらと歩いて帰りました。



顔振峠(かあぶりとうげ)から黒山三滝へ

2017-03-01 | 秩父・奥武蔵・多摩地区
2月初めの土曜日、久し振りに山歩きに・・・。
今回は、西武線の吾野から顔振峠を経て黒山三滝へのハイキングでした。
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吾野駅を出て

旧吾野宿を歩き、バイパスから少し入った集落を抜け、山道に入ります。





下長沢の集落を過ぎたあたりですか・・

だんだんと道も険しく・・・休み休み

年齢を感じながら

ホッとさせてくれる心遣いもありました。

そして、ここを抜けると
富士山が・・・

武甲山が・・・・。吾野駅をスタートしてから、約1時間10分です。

摩利支天です

ここからも、いいなぁ・・

もうひと踏ん張りして

顔振峠からの富士山です。爺さんが大好きな富士山であります。

峠の茶屋です。それなりの賑わいを見せています。おそばはまぁ・・それより景色だっ。

さすがに、かつて義経主従も思わず振り返ったところですねぇ。
休憩ののち、黒山三滝へ。





いやぁ、足を踏み外したらどうするんですか?

会えました、大好きな役行者さん。

ここから、厳しい下りが始まります。





黒山三滝に到着です。男滝と女滝。

近くに天狗滝。

清流が・・・・。

帰りは、黒山バス停まで歩き

あとは、バスで越生駅へ。

越生駅で、55分間の電車待ちでした。
20000歩と少し、12キロくらいのハイキングでした。






《春》山の辺の道(3月下旬)

2013-08-14 | 奈良県
 山の辺の道の南半分は二度目ですが、今日は前回と反対の天理から南へ下りました。
主な立ち寄りコースは
石上神宮→内山永久寺跡→夜都伎神社→大和神社→長岳寺→崇神天皇陵→景行天皇陵→相撲神社→檜原神社→箸墓古墳でした。


JR天理駅から徒歩で石上神宮へ。「昨日に引き続き、今日もお騒がせいたします。よろしくお願いいたします。」とご挨拶をして、南へ向かいます。


旧社殿の下を南へ。


間もなく内山永久寺の跡に着きます。
芭蕉の碑が出迎えてくれました。


後醍醐天皇の行宮跡の碑です。


往時の寺域は壮大だったそうです。




しばらく、東海自然歩道の石畳を進みますが、かなり強烈な上り下りです。


こんな、ほっとする出会いも・・・。


夜都伎神社の前に出ました。


前に参拝した時と同じ、静かな佇まいです。


竹之内の環濠集落。


大和盆地を右に見ながら進むと


休憩所には先客が・・・。足元をスルン、スルンと・・。(ウチの連中、元気かな?)


一休みの後、山の辺の道の観光コースを西へ外れ、大和(おおやまと)神社で参拝。




コースに戻り、相変わらずの<柿本人麻呂の歌碑>をしばし眺め


長岳寺を訪ねます。


案内に沿って裏山の急な石段を息を切らしながら登っていくと、見事な大石棺仏です。


お参りを終え、コースに戻り、崇神天皇陵へ。濠を見ながら土手で昼食に・・。


三輪山です。


神籬の遺跡。


相撲神社から


檜原神社へ・・。


檜原神社の前の池の周りは、気になる歌碑のオンパレード。


ここで、所謂山の辺の道からは外れますが、ずっと気になっていた箸墓古墳へ向かいます。


卑弥呼はここに眠っているのか、邪馬台国はここだったのか・・。


古代のロマンを堪能できる、およそ14キロメートルの散歩でした。

《春》伊勢河崎商人町散策(5月下旬)

2013-07-11 | 三重県
伊勢市駅に戻り、河崎商人町で昔の商人の暮らしの一端を感じてきました。
主な散策コースは以下の通りです。
歩いた距離は、4キロ足らずだったでしょうか。


この日は、爽やかな朝でした。
部屋の窓からは、二見の海がよく見えました。


二見の駅に行くと、こんな調子でした。


伊勢市駅の、近鉄側から降り線路伝いに東へ行くと、山田奉行所公事屋敷跡の案内板。


河崎商人町への標識。


昔の商家の面影を残して・・・


でも、人がいない・・・。




神社がありました。


河邊七種神社(かわべななくさじんじゃ)です。






吉家稲荷神社。


お参りを済ませて、先へ進むと河崎の商人館に行き着きました。
元は酒屋さんでした。




中は見学が出来るようになっています。


箱階段・・・




派手さはなく、気持ちのよい庭です。


屏風の書も実によい・・・








中庭の蔵も








タイムスリップしたような気分を味わい伊勢川に・・


川の駅で昔をもう一度振り返った後、裏へ抜けます。


伊勢川の船着場。ここでの荷の積み降ろしが目に浮かびます。


蔵の裏。


亀が心配そうに覗いていました。


橋を渡り対岸を歩きましたが、矢張り、昔の商家。


元の道に戻り、伊勢での街歩きもこれで無事終わりました。
最後に伊勢神宮の外宮にご挨拶をして、埼玉県に戻ります。

≪拝≫




《春》二見浦・夫婦岩(5月下旬)

2013-07-10 | 三重県
この度の伊勢参りでは、二見浦の海岸のホテルリゾートイン二見というところに宿泊していましたので、この日は二見浦を中心に散歩しました。
主な散歩コースは以下の通りです。
浜参道→御塩殿→海岸・海水浴場→二見興玉神社→太江寺→音無山展望台→堅田神社
約8キロの散歩でした。


ホテルを出て、浜参道を西に向かうとすぐ、西行法師の案内所がありました。


西行と伊勢志摩についての関わりが展示されていました。


昔ながらの参道、旅籠の雰囲気です。


10分も経たないうちに、更に雰囲気が変わります。


伊勢市立二見中学校。東京の下町にあった私の母校とは違うおおらかさに自然に頬がゆるんでしまいました。


御塩殿(みしおどの)神社です。


ここが御塩殿




ここは、御塩汲入所。


御塩殿神社から、中学校の脇を抜け砂浜に出て、二見興玉神社へ向かいます。


正面に、お世話になっているホテルが見えてきました。




浜の松林


お伊勢参りの参詣人や、夏の海水浴客の昔ながらの宿。






賓日館。皇族や要人の宿泊施設として建てられた旅館。現在は資料館。国の重要文化財に指定されているそうです。


二見興玉神社鳥居


無事カエル


天の岩屋


夫婦岩


ここから、皇居を遥拝します。


興玉神社拝殿


龍宮社


縁結びの歌碑


ここで、二見興玉神社を出て、二見シーパラダイスの前を通り、太江寺へと向かいます。
脇道へ入ると、昔風の家が並んでいました。


猿田彦石、が町の真ん中にあります。


太江寺への入口です。


山門


太江寺はペットの寺として知られていますが、これはペットたちの墓です。


ネコちゃんが遊びに来ていました。友達か、お母さんでも眠っているのでしょうか?


お参りして、階段を下り、南へ向かい、JRの踏切を越えて栄野神社に参りました。




神社の前です。きれいな黄色でした。


元の道に戻り、北へ200メートル程で左に入り、探しながら行くと


やっと見つけました、江神社。皇大神宮の摂社です。


遷宮の時は隣りに遷られます。


神社の後ろは、長閑な田園です。


さて、海方向へ戻り、シーパラダイスの前を通り、脇道を行くと古いトンネルがありました。




その先に、音無山展望台への登り口がありました。




登っている、という実感があります。


展望台の音成神社です。




展望台からの眺め。正面真ん中辺りに、天気がよければ富士山が見えるそうです。


今日の最後に、二見浦の駅近くまで戻り、堅田神社に一日の御礼をしました。
ここも、皇大神宮の摂社です。



約5時間ののんびり散歩でした。