小春日和の気持ちの良い晩秋です。
茨城、福島、宮城・・・と、被災地の子ども達(元子ども含む)にポニーと楽しい時間を届けている「東北支援活動事業~Riding For All~」。
今週末からは、土曜日から火曜日まで、4日連続で出掛けて行きます。
土曜日は、今までで最北。気仙沼市唐桑町。東北自動車道で一関(岩手県)まで行き、そこから太平洋を目指し、気仙沼を通り越して、唐桑半島まで行きます。待っててね!子どもたち!!
日曜日。地元南相馬市鹿島区で行われる「小高復興のため小高へ帰ろう!!の集い」にポニーを連れて行きます。福島第一原子力発電所より20㎞圏内の南相馬市小高区(旧相馬郡小高町)。避難先より多くの人が集まってくれると良いですね。
月曜日、お隣の相馬市立飯豊幼稚園へ。津波が目と鼻の先まで来た幼稚園。仮設住宅から通っている子もいるそうです。
火曜日。石巻市万石浦幼稚園。ここはまだ津波の爪あとが、はっきりと残っているところです。津波によって、幼稚園の前の道路は、アスファルトがはがれてしまっています。幼稚園に行くまでの町並みも、震災からまもなく8ヶ月が経とうとしているのが信じられないほどです。
誰がポニーを連れてきたとか、何と言う名前のポニーに乗ったとか、そんなことは覚えていなくても良い。忘れてしまっても良い。
ただ・・・「そういえば、震災のあった年にポニーに乗ったな」って思い出してくれるだけで良いと思う。それは、悲しい年の楽しい思い出だと思うから。
大勢の人達が協力して、子どもたちの為に、ポニーを連れてきてくれたと言うことを、大人になった時に気づいてくれれば良い。そして今度は、大人になった元子どもが、子どもたちの為に“何か”をしてくれれば・・・と願います。