受精の瞬間に糖鎖が関与!
コラム: 9月29日でしたでしょうか、TBSの夕方のニュースで40代の不妊治療の特集をやっておりまして、46歳の女性、夫は49歳、40歳で結婚その後不妊治療で1回に20万円の出費が続いているご夫妻のドキュメントを見ました。
色々なサプリ、漢方、6キロのウォーキングと取り組まれています。続けていた注射による治療も、FSHのホルモン数値が下がらない為、Drストップがかかり、突き放された感じでした。Drは「採卵できても妊娠が難しいケースがある」 と言います。しかし彼女は、明るく「あきらめずに次の治療へ向けてゼロからのスタートをしたい!」と言っていました。仲の良いご夫婦で、何とかしてこの糖鎖栄養素が伝わらないかと神様に祈った夕方でした。
生命誕生の瞬間にも糖鎖は重要な役割を果たしています。人間の卵子は人間の精子しか受け付けません。卵子表面の糖鎖が同一種かどうかを認識しているからなのです。これはどの脊椎動物でも同じです。スーパーのレジを想像してください。バーコードを読み取るスキャナーが卵子で、商品についているバーコードが精子!と言う例えです。スキャナーかバーコードに異常があるとピッという音は出ないのです。
卵黄には卵黄膜があり受精はこの膜を通してお互いの糖鎖が認識しあって行われます。ある実験で、「卵黄膜を取り除いて精子と卵子を結合させても受精しない」という事が分かっています。(ニュートン06年1月号)いかに糖鎖での認識が必要か、と言うことです。
不妊症の30%は糖鎖異常
不妊の原因は色々あるかと思いますが、糖鎖がイレギュラーな状態では、正しく認識出来ずに、受精が行われないと言われています。糖質栄養サプリを取り入れた結果、、10年目にして妊娠できたご夫婦もいらしゃいます。ご夫婦で飲まれる事をお勧めします。高齢になると卵巣機能不全により卵子の状態が変化してきます。糖鎖の異常もその1つです。卵管が詰まる、と言った物理的な障害が無ければ、糖鎖糖質栄養素での妊娠確立は、優れたものと言えるでしょう。
厚生労働省が糖鎖を解明すると発表した内容に、「糖鎖は胎児期の神経や精子の形成にも関係していることから、再生医療や不妊症治療への応用も検討されている 」と発表しています。実際、函館の産婦人科のドクターは糖質栄養素を摂っている妊婦とご主人の卵子と精子の発育状態を調べると、驚きの結果が出たと仰っています。
妊娠に糖鎖糖質栄養素をお勧めするわけとは!?
高齢出産にはアンチエイジングが不可欠
■ 乏精子症が劇的に改善した症例
弘前で婦人科を開業されているドクターからの報告です。男性不妊の方で、極端な精子の減少があり、普通は運動精子が、1000万/ml 以上が正常値といわれているのですが、それが、およそ 1/100 の10万/ml しかありません でしたので、顕微授精を予定していました。4週間の間、ADPwを夜に付属するスプーンに 1 杯のみを飲んでもらいましたところ、治療当日になんと運動精子数は1400万/ml に改善していました。
このような、著明な改善例は見たことがありません。1 ml 中に弘前市の人口の半分しかいなかった運動精子が、なんと、東京の人口くらいの数になってしまったのです。つまり正常値です。なんだか、不思議です。
※素晴らしい!現代の20代の男性に精子の減少が如実に現れています。ご夫婦で糖質栄養素を取ってください!また函館の美馬先生によると、30人の不妊治療の女性のうち16人に糖質栄養素を飲ませた所8人が妊娠したと言う事です。不妊症という事それも高齢出産を考えると素晴らし成績だと仰っていました。
先生の病院では06年2月に45才6ヶ月で初産した人がいるそうです!美馬先生によると、不妊の原因は女性に30%(晩婚化による35歳以上の卵巣機能低下による)男性が30%、両方に原因30%、と言うことです。また全国の不妊治療の成功率が、平均22%であるのに対し、糖質栄養素両方を取り入れたところ、53%まで成功率がアップしたそうです。
通常37~8歳を超えると、体外受精を試みても、培養液内で受精させようとしても、卵子内に精子が入っていけないことがよくあると言われます。加齢による受精能力低下が、原因と言われていますが、そこには、卵子、精子表面にある糖鎖が深く関わっているのです。
つまり、両者の糖鎖が正常でなければ、受精は行われないと言うことなのです。そこには8種の糖質を十分に摂取し、ホルモンバランスをよくする植物ステロイド(大豆や、山芋、ワイルドヤム)の補給が必要となってきます。さらにポイントは、腸内環境をよくして、栄養素の吸収を促進させることも大事です。糖鎖糖質栄養素を夫婦で摂取して行く事で、不妊治療を行うと妊娠の成功率が極めて高くなると言うことが出来ます。
大阪大学での妊娠と糖鎖の研究
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また受精に至るまでの精子・子宮卵管接合部の相互認識にも糖鎖が媒介していることが報告されている。このことから受精における相互認識は糖鎖が担っているといっても過言ではない。
今後の我々の大きなテーマの一つは遺伝子改変動物を用いた解析により受精における糖鎖の役割を明らかにするとともに、その結果によってもたらされる不妊の診断や治療に役立てていけたらと考えている。
■不妊治療報告 青森8月5日より糖質栄養素を取り出しました。私は38歳で5歳の子どもがいますが、どうしても2人目が出来ないのです。食べだして2週間目、おやっと思うことがありました。便通がとてもよくなったのです。それと、子どもの頃のアトピーの名残が手にあるのですが、それがムズムズして来たのです。好転反応なのかなぁ、と思っています。
そして今日、8月18日、産婦人科の定期健診に行ってきました。先生が卵の状態を見てくれるのです。「おおっ、これはいけるかもよ!」先生がそう言ってくださいました。ここ何ヶ月も卵子の生育が思わしくなかったので、妊娠出来る状態ではなかったのです。わずか2週間で、私の卵子がしっかり成長する兆しが出来ていると分かった時に、やっぱりこれね!と思いました。ただ食べ方を少々違えていたので、これからはバランスよく毎日きちんと食べていこうと思っています。また報告させていただきます。
妊娠しました!やりました。8月28日もしやと?思って薬局で妊娠判定キットを買ってきて調べたら、なんと陽性!えっ、こんなに早く結果が出るなんて!嬉しすぎます^^)糖質栄養素に感謝です。
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