ヘルニアと言われて紹介で来られた女性。
仕事もできなくなり休職して治療をすることになりました。
最初は病院で鎮痛剤を出されただけで「仕事してもいいよ」と言われたらしいです。
だんだんと鎮痛剤が効かなくなり、どうしようもなくなって休職。
治療に専念するために紹介で来院されました。
「仕事復帰よりも7月に名古屋である、ゆずのライブに行きたい」というのが本心。
体は伸ばせない状態で膝も腰も曲がったまま。
伸ばそうとすると足に痛みが走りできないそうです。
酷い状態ですが、救いは筋力低下が無いことと鎮痛剤が効くこと。
この場合は大抵は良くなります。
唯一できるのが痛い方を上にした横向きだけで、そのまま出来ることをやりました。
横向きの牽引、足や背中の筋膜リリース。
大抵の場合、すぐに変化が出ることがないですが、少しでも神経の興奮を抑え脳をリラックスさせる刺激を与えることが改善につながると説明して続けてもらいました。
こういった場合、一番効果が感じられるのはやっぱりトリガーポイント治療です。
強すぎると後で痛みが増すし、弱すぎると全く効かないですから経験で強さを決めていきます。
最初は送り迎えしてもらってましたが、1ヶ月ぐらいで自分で車を運転できるようになり、今ではうつ伏せ、仰臥位、すべての状態で施術できるようになりました。
あとはまだ鎮痛剤がないと痛みが出てくるので、もう少しかかりそうですが、なんとか7月までには間に合いそうです。
私はこういった症状の時は鎮痛剤との併用をすすめています。
「痛み」というのは本当に辛くて、ひどいと自殺をする人もいるぐらいですから、なにがなんでも「鎮痛剤は悪い」とは考えていません。
病院では手術しない患者さんに対しては「出来ることがない」ということで鎮痛剤を処方するのみですが、手技療法では症状に合わせて出来ることがあります。
「放っておいても治る」と言われるかもしれませんが、少しでも回復に向かう手伝いが出来るのであれば、それはそれで重要な事だと思います。
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