最近多いのがマッサージ店の尻拭い。
激安マッサージ屋さんが増えたせいか、体を痛めて来られる方が増えています。
中にはプロレス技みたいなことされて・・・とか。
年末に来られたHさんもその一人。
仕事が忙しくて睡眠不足になっていたところへ強刺激のマッサージを受けて首が回らなくなりました。
筋肉が疲労して血行が悪くなって硬くなっているところに強い刺激を受けたため筋組織が破壊されたんでしょう。
「病院に行っても痛み止めをくれるだけだから」といいながら同じ一時凌ぎの方法を選択するのも不思議な気がします。
強い刺激で筋肉が緩んだように感じるのは、筋肉が刺激で反応しなくなって筋肉がバカになった状態。強刺激で痛みがおさまるのは神経を麻痺させてしまうからです。
神経が麻痺すると当然、回復が遅くなるのは当たり前のことです。
体に何の凝りも無い人に、簡単な計算問題をさせて体の凝りを測定した実験があります。
普通に考えれば、肩こりや首の凝りが発生すると思いますが、ところが全身の筋肉が硬直するという結果が出ました。
この結果からわかることは、凝りは単純に「使ったから疲労する」のではなく、ストレスにより筋緊張から血行不良などにつながることによって起きるということです。
つまり、凝りは脳によって作られているということです。
適度なストレスは体の抵抗力を上げ、やる気を出させ、力を発揮する上で必要なことですが、それが慢性化すると病気になります。
では、この脳のストレスを取るにはどうしたら良いか?
オステオパシーでは一分間に60~70回程度のリズミカルな軽い刺激を与えることで副交感神経を介して脳をリラックスさせると考えています。
脳がリラックスして「体を緊張させなくて良い」という反応がなくなれば、揉まなくても、患部を触らなくても全身の筋肉を緩めることが可能です。
強い刺激は麻酔と同じ。
慢性の症状には体を壊すだけで何の解決にもならないことを覚えといてください。
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