ハタハタ

先日、近所のスーパーで買い物をしていると、
「ハタハタ一袋１００円～」
って声が聞こえてきました。

北陸で冬の魚といえば、ブリが有名ですが、私が子供の頃から好きなのはハタハタ。
淡白な味にサラっとした油がのっていて、しかも身がポロッと取れて食べやすのもあります。

ハタハタと言うと魚偏に神と書く、まさに神の味の魚と思うぐらい美味しいです。
一般的には秋田県の名産になっていますが、冬の時期、北陸地方ではわりとメジャーな魚。

以前、近所のスーパーでハタハタを買ったことがありますが、高い割には
臭くてとても食べれたもんじゃありませんでした。

「１００円」の声にも誰も反応しません。
関西ではあんまり馴染みがないんでしょうか？
私と妻だけがヨダレを垂らしながら寄って行きました。

袋の中身を見るとちょっと小ぶりですが２０匹ぐらい入っています。
これで１００円ってかなり安いです。
我が家ではハタハタはだいたい一人５匹ぐらいは食べますから、二袋買って帰りました。
私が買っているのを見て近くのオバチャンが寄ってきてお店の人に食べ方を聞いていました。
お店の人は
「焼くか、唐揚げでもおいしいよ」
って言ってましたが、これを揚げるなんか勿体なさすぎ。

その夜の晩御飯はハタハタ４０匹を焼いて食べました。
一回冷凍したかなって感じでしたが、それでも２００円で買ったことを考えれば十分満足できました。