先日の勉強会での話。
「治療すればするほど自分の体が悪くなる」
おそらく全ての手技療法家が抱えているジレンマだと思います。
先生が病院で働いているときは患者さんを何人診察しても疲れることは無かった。
でも、手技療法をやるようになってからどっと疲れるようになり、治療すればするほど自分の体が悪くなっていくのがわかるということでした。
この事は私が施術を始めた時にもいろんな人から言われたことで、いわゆる「症状をもらう」という現象です。
最初はそんな事は無いだろうと思ってましたが、やっぱり患者さんと同じ症状が出たり痛みが出たり体調が悪くなったりすることが本当に多くあります。
先輩からのアドバイスとしては、「なるべく患者さんからの情報をシャットアウトすること」「親身になり過ぎない」など言われましたが、いざ痛みを訴える人を前にするとそんなわけにもいきません。
同じ症状を見ても、データーを見て薬を処方するのと、手で触って状態を観察するのでは受けるダメージがはるかに違うそうです。
それを少しでも和らげるために、「プラスのエネルギーが充満している場所に行く」ことを薦めていました。
「残存思念」というらしいですが、昔から人々がプラスのエネルギーを持って集まる場所にはプラスのエネルギーが残っているらしいです。
温泉、神社、お寺、お墓などがいいらしいです。
確かに私が奈良で好きな石舞台と大神神社に行くと体が軽くなった気がします。
自己暗示かもしれませんが、自己暗示にかかるだけの何かの力があるんですよね。
「施術家は体を壊さないように、好きなことをやる時間を割いてください」と話されましたが、なかなか「好きなこと」をやるのも難しい。
趣味をやっていても思うようにいかないとストレスになるし、子供が小さい時は子供にかかりっきりになるし、大きくなったら子供にお金がかかって好きなことに費やせなくなります。
子育てが終わったてお金ができても今度は体が動かない。
だんだんとそれが実感できてくると、本当に思ったように生きるって難しいなって思います。
その話を聞きながら、私の前に座っていた、まだまだ子育て最中の二人の先生が大きく頷いていました。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
王寺,河合,斑鳩,三郷,上牧,香芝,広陵で骨盤矯正をお探しの方
無料相談受付中。
メールでお問い合わせください。
オステオパシーのページはこちら
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます