BSでお昼にやっている「ふしぎな島のフローネ」をビデオに撮ってみています。
フローネは小さい頃から再放送の度に見ていた好きなアニメで、このアニメを見てパンの実やゴムの木などの事を知りました。私にとったら、「ドラえもん」、「ブラックジャック」に並ぶ知識の宝庫です。
先週の放送で、フローネが勉強をさぼって迷子になり、家族に心配させる場面がありました。父親は注意だけで済まそうとしましたが、母親は罰としてお尻を鞭で打ちます。その時に「今度何かしようと思ったらお尻と相談してからにしなさい!」と強く言います。改めて「フローネ最高!」って思いました。
現在は「体罰を受けた子は子供を虐待するようになる」と言います。この「体罰」=「虐待」という図式ができあがっていることが、そもそも疑問です。確かに先生にしても親にしても体罰により子供を死なせてしまうケースがあり、「体罰が悪い」といわれる原因にもなっているかもしれません。しかし、先生はともかくとして、親が自分の子供を叩けないというのは問題じゃないでしょうか。本当の意味で子供の教育をできるのは親しかいないのですから。
子供は不注意で周りに迷惑をかけてしまいますし、それを「ダメ!」というだけで止めるようなら、それは親がいる場所だけであり、隠れて悪いことをするものです。言えばわかるというのは空論であり、やはり子供によっては体罰も必要になると思います。とくに調子に乗りやすい子供などは。
娘が幼稚園の頃に一番叩いたかもしれません。やはり他人と関わるようになり、他人に迷惑をかけないようにです。叩くときは衝動的にではなく、今、叩くべきかどうかを考えてから叩くようにしていました。そして叩こうと決めたら、叩く事を伝え、大きい音が鳴るけどそんなに痛くないような場所を選んで叩きました。やはり場所によったら障害が残りかねないですから、場所と叩き方というのは考える必要があると思います。
子供は、痛いよりも大きい音にビックリして泣き出します。そして叩いた後は、もう怒ってないことを伝え、抱っこして歩いたりすれば親子関係が損なわれることはありません。
もちろん子供によると思いますが、今の虐待する親にしても先生にしても、「教育」という考えよりも「感情」の方が先に出てしまっている気がします。結局はストレスの捌け口を子供にぶつけてしまっていますから死なせてしまったりするわけです。
「体罰を受けた子供は虐待するようになる」というのは体罰の後のフォローがうまくいかなかったからであり、「体罰を受けた子供は体罰をあたえるようになる」かもしれませんが、少なくとも「虐待」をするようになるわけではないと思います。
勿論、他人の子です。
本当は他人の子でも周りの大人がちゃんと叱ってやらなきゃいけないと思うんですけどね。
大人の役割は子供をちゃんと導くことですね。
それが難しいから結局、学校や塾、習い事に求めるんでしょうね。
よく武道を習わせたら礼儀が正しくなると思ってる人が多いですけど、結局、親が躾けないと余計にたちが悪くなります。