本当にちょっとした日記

身の周りにあった何気ない出来事を、ただ書いていこうかと思います。

越前おろしそば

2007-08-16 08:13:56 | 日常

 

 田舎に帰ったときの楽しみの一つが、蕎麦を食べることです。
行く店も決まっていて、武生の「かめや」に行きます。一見、高級料亭風の
いでたちは、一体、いくらかかるんだろうかと心配してしまいそうですが、
大抵は1000円以内という安さです。

 関西の蕎麦は信州系が多く、細い麺であっさりと食べるのが多いようですが
越前そばは割と太い麺が特徴で、ちゃんと噛んで食べないと喉を通りません
美味しんぼのナカマツ警部が言うように「蕎麦は喉で食べるもの」なんて
言ってたら
死んでしまいます。
 「かめや」の蕎麦は越前そばの中でも太めで、しっかりと噛んで食べるため
お腹一杯になります。

 「越前そば」というと大根おろしの入った「おろしそば」が一般的ですが、「かめや」
の「おろしそば」は涙を流すほどの辛い大根が入っているため、私はいつも、
天ぷらも付いた「天おろし」を食べます。先に天ぷらをつけて食べると、少し辛みが
マイルドになり丁度良いです
。初心者には「天おろし」が良いかもしれません。

 もう一つ、「越前おろしそば」の特徴は、つゆを蕎麦にかけてブッカケ風に食べる
ことです
。店によっては、最初から蕎麦もツユも大根おろしも全て入った状態で
出てきますが、「かめや」では大根おろしの入ったツユと麺が別々に出てきます。
お盆などは県外から来ている人が多いせいか、湯飲みのような器に入ったツユに
蕎麦をつけて、溢れさせながら食べている人を多く見かけますが
、この食べ方は
間違いです。正しくは、蕎麦の入った鉢の中に、ツユをドボドボっと入れて食べます。
昨日も、老人三人組が「辛すぎる」と言いながらおろし蕎麦を、ツユに入れて
こぼしながら食べているのを見て、心の中でほくそ笑んでいました。

 関西では越前そばのような太い麺はうけないようで、身の回りでも一軒もありません。ちょっと残念です。

 



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2 コメント

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Unknown (山浦)
2007-08-16 18:56:01
結局の所、そうなんでしょうね。
子供の頃遊んだ場所や家がそのまま残ってるから
良いんでしょうね。
最近、自分が昔よくやった遊びを一緒にやったり
してます。
でも、出来ないのが爆竹ですね。
ここでは書けないような爆竹による危険な遊びは
さすがに出来ないです。

 昔の子供って、ポケットにナイフやライターや
火薬が入ってるのが当たり前でしたね。
それだけ分別があったって事でしょうね。

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Unknown (びた)
2007-08-16 09:16:39
 お帰りなさいませ。

 帰る田舎があるって良いですね。
 ここも田舎ですが故郷ではないですからね。

 郷愁が無ければ流れ星も、そばも、海も味気ないですよ。
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