本当にちょっとした日記

身の周りにあった何気ない出来事を、ただ書いていこうかと思います。

スラスト

2009-06-12 17:02:23 | オステオパシー
「スラスト」というのは、一言で言えば、
「バキッ」とやるアレです。

術者が、スラストは必要ないというのをよく聞きます。
「筋肉を緩めれば骨は戻るから」
「モビリゼーションで十分」
というのがそう言う人たちの意見です。

直接法のセミナーなどでも、「強く触りすぎると歪みがなくなってしまう」
と先生が言うのを聞いて
「それならスラストは必要ない」と考える人も多いようです。

でも、これは違います。

なにも触らない状態での歪みは、その人の生活習慣や過去の疾病
などを予測する材料になり、どこに異常な反射が起きているかを
判断するきっかけになります。
なにも見ないでマッサージで筋肉を緩めたり、モビリゼーションで
関節を動かした所で神経の異常反射が残っていれば、結局は一時的効果で
終わってしまいます。

スラストが必要な時はスラストをするべき。
「スラストよりも自分のやり方の方が効果がある」
といってやらないなら分かりますが、
「スラストは危ないからしません」なんて言うのは、
下手な証拠と思ってください。


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4 コメント

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同感です! (ジョニー村上)
2009-06-12 19:04:25
スラストは役立つケースが少ないけどスラストじゃないと駄目な時があります。基本的に「スラストは危ないからしません」っというのはただできない人の言い訳だと思います。「僕のスラストは危ないのでできません」っと言うのが正しいと思いました。
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Unknown (山浦)
2009-06-12 20:58:07
急性腰痛にはスラストの効果が実証されているし、経験上、亜急性のものや、むち打ちなんかにもスラストは効果があります。
ただ、やり続けると逆効果になる場合もありますから、しっかりと経験を積んで判断する事が必要ですね。

慢性の人にはいわゆる「カイロ病」にしてしまう可能性がありますからやり過ぎは良くないですが、内臓反射からくる腰痛や肩こりなら、一度その反射をリセットするためにスラストを行うのも一つのアプローチですね。
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Unknown (山下)
2009-06-13 07:14:47
 怖いイラストですね。
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Unknown (山浦)
2009-06-13 07:28:56
こういう絵を描くからスラストは恐いと思うんでしょうね。
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