去年の3月頃、中学二年生の男の子が来られました。
朝起きたら頭痛がして学校に行けない。
夜になると決まってお腹が痛くなり下痢が止まらない。
昼になると大丈夫になってくるから、昼から学校に行く生活の繰り返し。
病院では「自律神経失調症」と言われ、しかも大人と違って、神経の成長が体の成長に追いついてないから治療法がないらしい。
「大人になったら治るよ」と突き放されて、薬漬けになっていました。
二年後には高校受験も控えてるし、学校に行けないのも困るということで、少しでも症状が良くなればと紹介で来院しました。
自律神経失調症と言われた人は、決まって背骨の両脇の筋肉が背骨が埋まるぐらいに盛り上がっています。
交感神経が過剰に刺激を受けて、内臓の働きも悪くなるし、何よりそれが続くと免疫力が下がってきます。
背中を緩めながら全身のバランスをとり、いろんな話をしながら気持ちをリラックスさせるようにしました。
大体一ヶ月に一回ペースで一年。
背中も張りも目立たなくなり、部活動も行きだしたと言うので、
「朝はどう?」
と聞くと、
「もう滅多に頭痛が出ないから、朝、起きて学校行ってますよ」
と嬉しい言葉が帰ってきました。
今は部活も終わり受験勉強中。
疲れたらたまに来てくれます。
貴重が学生時代が頭痛と腹痛で終わってしまうのは悲しいこと。
オステオパシーが効いたのか自然に治ったのか。
まあ、オステオパシー自体が自然に治る手伝いをするものですから、どっちでもいいです。
この子がこれから楽しい高校生活を送ることが出来れば、私と知り合ったのも何らかの意味があったのかと思います。
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