本当にちょっとした日記

身の周りにあった何気ない出来事を、ただ書いていこうかと思います。

枇杷の木

2012-06-15 22:58:20 | オステオパシー
いつも野菜をくれる患者さんが、畑をするのは今年が最後と言い出しました。
話を聞くと、もともとは町の持ち物である畑を借りて作っていたそうですが、
来年、そこを公園にするため畑を返さないといけないそうです。

畑はそのまま返せばいいそうですが、植えた木を切らないといけないと困っていました。
レモンやミカンなどを植えているそうですが、その中に枇杷の木もあるそうです。

それを聞いてすぐに
「枇杷の木を切ったら下さい」
と言いました。
みんなあっけにとられたようで、
「植え替えるんですか?」
と聞かれましたが違います。
木刀を作るためです。

枇杷の実は非常に甘く美味しいし、枇杷の葉はお灸をするのに役に立ちます。
木そのものは弾力性があり、昔から木刀の素材として剣豪に好まれてきたそうです。
今は木刀といえば樫というのが一般的ですが、枇杷でできた木刀はだいた5万~10万が相場。
木刀の素材としては実はかなりの高級な木なわけです。

来年切るそうですが、120センチぐらい欲しいと予約しておきました。
うまく行けば来年秋には枇杷の木でできた木刀が手に入るかもしれません。
もちろん自作ですから綺麗ではないですが。
楽しみが増えました。



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