![ブログ記事とは無関係の掌サイズの食パン](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/a2/5e7f07396a79972656a45ab36a68ab82.jpg)
撮りはじめる以前
意図を持って撮りはじめる前
写真が使われる現場は 報道、グラビアが目立った
まだグラフ誌があった時代。
メディアの影響力はスチール(新聞)からムービー(TV)へ移った頃。
新聞はモノクロ
グラフ誌ではカラーページもある。
グラビア、雑誌はカラー。
写真は印刷されてみられるものと認識していた。
だから、モノクロで使われるものはモノクロ、
またはネガカラーで撮っていた。
カラーで使われるものは印刷に便利なリバーサルで撮った。
伝えるためだから
モノクロ使用前提とカラー使用前提では異なったアプローチだった。
当時の新聞の紙質ではモノクロトーンでの表現は曖昧になってしまうので敬遠した。
(印画紙にプリントするものや、
グラビア印刷でのモノクロ表現では使えるものではあったのでその時は使ったけれど)
印刷は自分の手を離れたところとの共同作業になるので
何が出来て、何が出来ないか、どうすれば出来るかを技術面で追い
どうすれば意図を伝えられるか の指示の仕方を覚えていった。
紙質やそこにどうすればどのように変化し
色がどのように見えるか、トーンがどのように変化するか試す時代だった。
その当時も写真雑誌はあったけれど
フォトドキュメンタリーやコマーシャルフォト、ファッションフォトとは異なるものだった。
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