◆AQUOS wish2のザックリレビュー
・一番気になる点『通知ランプが無い』
まぁwish2に限らず同価格帯の『arrows We F-51B』も無いので、AQUOS wish2だけの致命的弱点では無し。
A. 頻繁にスマホの内容をチェックする人なら、通知の内容も見たいだろうからそれほど不便では無い。
B. 通知ランプを見てチェックする人だと不便。
C. 通知ランプが点灯していても場合によっては放置し、気が向いたときチェックしたい人にはそれほど不便では無い。(私がコレ)
そんな私でも『感覚的に不便だ』とは感じるが標準のランチャーを使用したり、常用ランチャーなどの設定を変更し新規通知の有無やその数を知らせる『バッジ』の設定を有効にすれば、許容できる範囲ではある。
ただ通知ランプが無いと言うことは下の画像の様に、充電ケーブルを繋いでも画面を消した状態では充電の状態が判別出来ないのだ。
A. こまめにACアダプタやモバイルバッテリーなどで充電する人には問題ない。
B. バッテリー量を気にせず、ランプが赤く点灯したりするのを頼りにする人だと困る。(私がコレ)
C. スマホを余りチェックせず、電源が切れたら切れたで充電すれば良いだけという人なら困らない。
ただ通知ランプの色で充電完了を知ることが出来ないのは、いずれの人にも不便だと思う。
・その他良い点悪い点
- CPUは2.2GHz+1.8GHz の8コアでこれは良い方で、価格から考えればかなり良い部類。
(arrows We F-51Bは、2.0GHz+1.8GHzの8コア)
ROM64GB、RAM4GBは、普段使いには十分な量。
(1~2世代前のミドルレベルで、arrows We F-51Bも同容量)
バッテリー容量は3,730mAhとこの価格帯でも少なめ。
(arrows We F-51Bは、4,000mAh)
OSアップデートに発売から2年間対応しており、既にAndroid13へのアップデートも可能になっている。
wish2はCPUスペックの割りにスクロールが遅いというレビューもあったが、13で改善された…らしい?
(arrows We F-51Bの仕様表にはOSアップデートに関する表記は無いが、Android13へはdocomo公式では提供可能とのこと)
ケースは旧wishのものが使い回せるので、選択肢は豊富。
プラスチックベースの筐体なのでやや安っぽく放熱性に欠ける…がケースに入れたりカバーをつけるならどちらも関係なくなる。
カメラは良くもなく悪くもなく、インカメラは800万画素とarrows We F-51Bの500万画素を上回っている。
F値の差は…好みの問題程度の違い。
でもF-51BのアウトカメラはF値を2段階選択出来る…1眼レフに比べたら誤差程度だけど。
防水はIPX5/IPX7防塵はIP6Xなので、F-51BのIPX5/IPX8&IP6Xより防水性能で少し劣る。
(なんでIP67とかIP68って書かないんだろう?)
・貼れる液晶保護フィルムのサイズ
貼れる汎用液晶保護フィルムは『縦13.8cm×横6.5cm』が最大。
実際に貼ったのはセリアで売っていた、以下のガラスフィルム。
切れるタイプのフィルムだったら、縦横1mm程度大きくても、縦か横を適当に切れば収まるけれど
外のフレームの関係で切断が難しいガラスフィルムだと、四隅の角がギリギリ当たらない限界のサイズなので、上記のサイズ以下でないと貼れない。
上の物だとインカメラレンズに被るので、セルフィーの画質をとことんまで追求したい人にはオススメできない。
私は『AQUOS wish2』と『arrows We』を比較して、最終的にwish2を選んだ。
防水はそこまで重視していないし、バッテリー容量よりもサクサク動く快適性を重視したからだ。
ゲームはしないし、まめに通知のチェックしない(せいぜいDiscordぐらい)…なので今後もバージョンアップに対応出来る可能性が有り、1000円安くてチップセット性能が上の機種を選んだという訳だ。
◆詳細レビュー
上のレビューにない点などを細かく解説していきます。
付属品は以下に書かれているとおり、本当に必要最小限ものしか付いてきません。
データ移行用の『クイックスイッチアダプター』をつけてくれるのは良心的だと思います。
これでセットアップ時にUSBケーブルで旧機種と接続すると、Androidならフォルダ内のファイルも一緒に新機種へコピーしてくれます。
(iPhoneも以降可能らしいですがファイルがどうなるかまでは不明です)
マニュアルっぽい物が付いていますが、あくまで『クイックスタートガイド』であって説明書ではありません。
これはあくまで『SIMを入れて、前の機種からデータをコピーし、電話を出来るようにするまでの手順書』です。
これ以外に説明書とかは付いてこず、使用方法を紙のマニュアルで参照しながら操作することは出来ません。
画像に表記があるとおり、端末内の取扱説明書を参照するか、PDFファイルを印刷して使いましょう…という最低限スキルのある人向けのスマートフォンです。
この『AQUOS wish2 SH-51C』の比較対象に持ち出した『arrows We F-51B』も、キャリア新品定価は22,000円と同額です。
新古品はSH-51Cが新古品(通電動作確認のみの実質新品)が12,000~14,000円、F-51Bが13,000~15000円でSH-51の方が千円ぐらい安いです。(※2023年4月19日現在)
内蔵ストレージはどちらも64GB、メモリは4GBでYouTubeで動画を見たり、ちょっとした調べものをする程度ならサクサク動きます。
なんなら軽いゲーム程度なら十分遊べ、どちらもmicroSDカードの1TBに対応しています。
値段が安いとおり質感も安っぽいのですが、チップセットは『Snapdragon 695 5G 2.2GHz+1.8GHzの8コア』でAntutu v9の総合スコアで40万弱です。
ちなみにF-51Bが『Snapdragon 480 5G 2.0GHz+1.8GHzの8コア』でAntutu v8の総合スコアで30万弱です。
Antutu v9のスコアが高くなる傾向である事を差し引くと、実質SH-51Cは36万、F-51Bが29万ぐらいの数値になりますね。
SH-51Cなら重めのゲームも、ギリギリ遊べる感じじゃないでしょうか?
チップセットだけ見てもかなりコストパフォーマンスは高いと思います。
・実際に使ってみた感想
メモリ4GBは以前使っていた『g08』(Wiko PrimeのOEM品)と同じなのですが、Android12または13のお陰か複数アプリを起動したときの内容の保持率は、前機種より遙かに上でした。
通知ランプが無いのは確かに不便なのですが、充電ケーブルを繋げば以下の様に現在バッテリー量も表示されますし、私の用途なら現時点では(不便だとは感じていますが)著しく困るという程ではありません。
指紋認証もg08よりはるかに認識率が高いですし、Googleアシスタント呼び出しボタンもあり、Wi-Fi5(ac)に対応しているのでg08とは雲泥の差のダウンロード速度でネット閲覧も快適です。
g08のOSが古すぎて非対応アプリが増えてきて乗り換えたのですが、楽天市場で11,000円程度で買え、この性能には非常に満足しています。
えっ?カメラについて語ってないですって?
私の用途(メモ用or猫記録用)だと十分綺麗に撮れるとしか判断しようがないので…そもそもg08の時点でも十分綺麗だと思っていたんですよ。
上がg08
下がwish2
私はスマホカメラの出来の半分はアプリによるUIや機能次第だと思っていますので、物理的な画素数が充分ある現状あとは良いアプリに巡り会えるかどうかではないでしょうか?
ちなみに私は『ProCam X』(無料版のLiteあり)を使っています。
モード切替が常時表示され、ワンタップで切り替え出来て、深い階層メニューを呼び出す必要がないのでお手軽です。
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