ダイソーのミラーデジタル時計(正方形)のレビュー結論
- 見た目はお洒落
- (ダイソーなので)耐久性は期待できない
- 電池ではなくUSB電源で常用するなら深夜でも時刻の確認がしやすく便利
仕様を詳しく知りたい人向けの詳細レビュー(本編)
ちょっと前にブームが起こり、ダイソーの店頭から消えた例の時計です。
まぁ100均で売っている時計にしては見た目が良くて、スヌーズ機能アラーム、カレンダー、温度計搭載で550円で買えるのであればそりゃ人気も出ますよね?
私は外部電源駆動で文字発光型のデジタル時計でこれが一番安かったので、安かろう悪かろうは覚悟の上で買いました。
ダイソーの製品ですが550円もするのだから、最低でも1年は持って欲しいですねぇ…。
スヌーズはアラームが鳴っている時にスヌーズボタンを押せば、設定した分数(デフォルト5分)の経過後、再度アラームが鳴る仕様です。
けれどもアラームが一旦最後まで(1分間)鳴ってしまうと、一般的なスヌーズ機能付き目覚まし時計のように再度鳴ることはありません。
…それスヌーズ機能の意味が無いのでは?
文字盤に小電力でも動く単色の液晶パネルではなく、LEDを使用しているので、電池駆動で常時点灯はそもそも厳しいでしょう。
アラームが鳴りっぱなしでも電力消費はするでしょうから、スヌーズとは言いつつもアラームが1分で切れる仕様は苦肉の策なのでしょうね。
電池はあくまでUSB経由での電力が一時的に切れた場合の、時刻設定保持用だと考えた方が良いですね。
AC電源で動作するのが基本のクロックラジオなどにある、停電時用のあの予備電池です。
下記の通り一応電池のみでも『省電モード』で辛うじて機能するようではありますが、上の注意書きのように電池駆動で常用しようとか考えてはいけません。
税込550円ですから機能や、ボタンの耐久性に期待できません。
筆者みたいに『深夜寝ぼけまなこでもサッと時間が確認できる』『ベッド周りにUSB端子はあってもコンセントがない』という条件かつ『目覚まし時計として使わない』というのであればお値段以上の価値はあるでしょう。
最後にダイソーに在庫がない場合も多いため、正方形型のみではありますが仕様の詳細を貼っておきます。
執拗に充電式電池NGを謳っているのは、一般的な乾電池の電圧が平均1.5Vあるのに対し充電池は平均1.2Vしかないからです。
充電池は取り出せる電流量もマンガンやアルカリ乾電池より少なかった様な気がしますし、恐らくまともに動かないのでしょう。
私は『求める仕様&機能に合致する時計がこの価格帯では他になかった』という理由でこの商品を買ったのですが、これを買う人は冒頭の通り見栄えで買う人がほとんどでしょうから仕様詳細なんて見ない人が多いのでしょう。
実際に最初にダイソーに行った時は何もなかったのに、1か月後に行ってみたらこの時計の売り場に『この時計はUSB電源で動かす事を前提とした物で、電池ではまともに動きません』みたいな事を書かれた大きな張り紙がしてありました。
…仕様を良く見ずに見た目だけで買って電池のみで動かそうとして「ろくすっぽ動かないじゃねーか!」「勝手に文字が消えるんだけど?」ってクレームがいっぱい来たんでしょうね。
というわけで、目覚まし時計が欲しいなら最低1500円以上だしてもっとマシな作りの、そしてまともにスヌーズ機能が働く時計を買った方が幸せになれると思います。
最低1年持ってくれることを期待して私はこの時計を買いましたが、2年持ってくれたら550円以上の価値があったと思えるんですけど…2年持つかなぁ?
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