こんにちは。
しばーーーーらくご無沙汰してしまいました、ごめんなさい!!
(ってそんなに見る人もいませんが
なははは。)
最近の寺っ娘事情を勝手にご報告いたしますと、
先月、昨年に続き”光明寺団参”に参加させていただきました
和歌山の根来寺や、四国へ渡って善通寺など、
たくさんのお寺をお参りしてまいりました。
その詳細は、後日ご報告いたしますのでお楽しみに
今寺っ娘が暮らしている東京は、いよいよ夏を迎えようとしております。
なかなか蒸し暑いです
そして東京ではまもなくお施餓鬼の時期を迎えます。
東京はなぜ7月なのか・・・それはまだ調べている途中なのですが、
「そもそも施餓鬼とは何ぞや?字的に怖いんだけど
」
と、いうことで、今日の研究テーマはお施餓鬼について~~
「施餓鬼」とは、やはり文字通り餓鬼に施すという意味なそうです。
ってそもそも餓鬼とは何なのでしょうか?
仏教では六道輪廻(ろくどうりんね)という考え方があります。
※六道=六つの世界(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天)を往ったり来りすること。
この中の「餓鬼」の世界は、生前に慳貪(けんどん)の心(※ドケチで欲張りさんなこと)ばかり旺盛で、
他の迷惑を省みずに自分だけ得をしようとした人が、餓鬼の世界、
餓鬼道に堕ちるとされているんだそうです。
日本昔話で聞いたような話ですな。
一度、餓鬼道に堕ちてしまうと、どーんなに責め苦がつらくても、
終始生かさず殺さずで、もちろん自殺などできません。
また、その責め苦は自らの行いを原因とするものであるため・・・
どんなに空腹であっても、飲むことも、食べることも許されないのです!!
供養の為のお墓の水のほんの一滴を口にできるかできないかという
責め苦を味わい続けなければならないのです・・・
で、その昔・・・
お釈迦さまの弟子の阿難尊者(あなんそんじゃ)という方が
餓鬼に短命を宣告され・・・
『餓鬼に食べ物を施せば(施食)必ず救われる!』と告げられたので、
その通りにしたところ、阿難尊者の命は延び、餓鬼も救われたという伝説から、
現在の「施餓鬼会(せがきえ)」が始まったと言われているんだそうです。
餓鬼への供養には、
●施餓鬼壇には飲食を
●お墓の前にはお塔婆を お供えします。
その塔婆は功徳により餓鬼にとっての食べ物、飲み物に変わります。
生前にお墓を建てられた方でも、どなたでもご先祖様がいらっしゃいますので、
お塔婆をお供えして、ご供養することはとても大切なことなのですね。
餓鬼に施した法要の功徳は、めぐり廻って、
自分や家族、また御先祖様の元へと還ってまいります。
”他者へ対する思いやり”そして”慈しみを失わない”仏教の優しい教えの
ひとつなのです。
光明寺でも、毎年八月十日に施餓鬼法要を修しますので、
参詣いただければ幸いです。
それでは今日はこの辺で
まだまだ分からぬことばかりですが、ベンキョーベンキョー
頑張ります!!
次回はお塔婆についてのお勉強です
しばーーーーらくご無沙汰してしまいました、ごめんなさい!!
(ってそんなに見る人もいませんが

最近の寺っ娘事情を勝手にご報告いたしますと、
先月、昨年に続き”光明寺団参”に参加させていただきました

和歌山の根来寺や、四国へ渡って善通寺など、
たくさんのお寺をお参りしてまいりました。
その詳細は、後日ご報告いたしますのでお楽しみに

今寺っ娘が暮らしている東京は、いよいよ夏を迎えようとしております。
なかなか蒸し暑いです

そして東京ではまもなくお施餓鬼の時期を迎えます。
東京はなぜ7月なのか・・・それはまだ調べている途中なのですが、
「そもそも施餓鬼とは何ぞや?字的に怖いんだけど
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と、いうことで、今日の研究テーマはお施餓鬼について~~
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「施餓鬼」とは、やはり文字通り餓鬼に施すという意味なそうです。
ってそもそも餓鬼とは何なのでしょうか?
仏教では六道輪廻(ろくどうりんね)という考え方があります。
※六道=六つの世界(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天)を往ったり来りすること。
この中の「餓鬼」の世界は、生前に慳貪(けんどん)の心(※ドケチで欲張りさんなこと)ばかり旺盛で、
他の迷惑を省みずに自分だけ得をしようとした人が、餓鬼の世界、
餓鬼道に堕ちるとされているんだそうです。
日本昔話で聞いたような話ですな。
一度、餓鬼道に堕ちてしまうと、どーんなに責め苦がつらくても、
終始生かさず殺さずで、もちろん自殺などできません。
また、その責め苦は自らの行いを原因とするものであるため・・・
どんなに空腹であっても、飲むことも、食べることも許されないのです!!
供養の為のお墓の水のほんの一滴を口にできるかできないかという
責め苦を味わい続けなければならないのです・・・
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で、その昔・・・
お釈迦さまの弟子の阿難尊者(あなんそんじゃ)という方が
餓鬼に短命を宣告され・・・
『餓鬼に食べ物を施せば(施食)必ず救われる!』と告げられたので、
その通りにしたところ、阿難尊者の命は延び、餓鬼も救われたという伝説から、
現在の「施餓鬼会(せがきえ)」が始まったと言われているんだそうです。
餓鬼への供養には、
●施餓鬼壇には飲食を
●お墓の前にはお塔婆を お供えします。
その塔婆は功徳により餓鬼にとっての食べ物、飲み物に変わります。
生前にお墓を建てられた方でも、どなたでもご先祖様がいらっしゃいますので、
お塔婆をお供えして、ご供養することはとても大切なことなのですね。
餓鬼に施した法要の功徳は、めぐり廻って、
自分や家族、また御先祖様の元へと還ってまいります。
”他者へ対する思いやり”そして”慈しみを失わない”仏教の優しい教えの
ひとつなのです。
光明寺でも、毎年八月十日に施餓鬼法要を修しますので、
参詣いただければ幸いです。
それでは今日はこの辺で
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まだまだ分からぬことばかりですが、ベンキョーベンキョー
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頑張ります!!
次回はお塔婆についてのお勉強です
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