渡来ジンのもぐもぐ日記

そういえば脚、痛いな… その5

寝たきり生活は本当に退屈だった。

あさ起こされて検温、体温を報告してお茶のサービスを受ける。

最初はベッドの上で足の曲げ伸ばしくらい。

2週間ほどだが、筋肉がかなり落ちていた。

他は規則正しい?生活が続いた。

食事制限などは無かったからまともに味の付いた食事が3食出てきた。

ベッドから動けない暇な生活なので、母にノートを買ってきてもらって日記をつけ始めた。

その日のリハビリメニューや思ったことなどをとりとめもなく綴ったと思う。

その他では、新聞や雑誌を買ってきてもらっていた。

6月も半ばを過ぎて暑くなってきた。

この頃には

いくら室温が管理されているとはいえ、夜はかなり寝苦しかった。

夜間で嫌だったのは、見回りの看護師さんがペンライト?だかを手に、居るか寝ているかを見に来たことだ。

あまりに眠れず、眠剤をもらったこともあったと思う。

入院している間に髪もだいぶ伸び、鬱陶しくなってきた。

近くのパーマ屋か何かを呼んで散髪もできたようだが、それは利用しなかった。

何度目かのDr.との問診ののち、髪を洗いたい旨を告げた。

「車椅子に乗れるならいいよ」とのことだった。

ベッドに腰掛けることができるようになっていたので、できると思った。

そうして入院から約3週間ぶりに洗髪ができた。

すごくさっぱりした気分になったのを覚えている。


続く


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