あさ起こされて検温、体温を報告してお茶のサービスを受ける。
最初はベッドの上で足の曲げ伸ばしくらい。
2週間ほどだが、筋肉がかなり落ちていた。
他は規則正しい?生活が続いた。
食事制限などは無かったからまともに味の付いた食事が3食出てきた。
ベッドから動けない暇な生活なので、母にノートを買ってきてもらって日記をつけ始めた。
その日のリハビリメニューや思ったことなどをとりとめもなく綴ったと思う。
その他では、新聞や雑誌を買ってきてもらっていた。
6月も半ばを過ぎて暑くなってきた。
この頃には
いくら室温が管理されているとはいえ、夜はかなり寝苦しかった。
夜間で嫌だったのは、見回りの看護師さんがペンライト?だかを手に、居るか寝ているかを見に来たことだ。
あまりに眠れず、眠剤をもらったこともあったと思う。
入院している間に髪もだいぶ伸び、鬱陶しくなってきた。
近くのパーマ屋か何かを呼んで散髪もできたようだが、それは利用しなかった。
何度目かのDr.との問診ののち、髪を洗いたい旨を告げた。
「車椅子に乗れるならいいよ」とのことだった。
ベッドに腰掛けることができるようになっていたので、できると思った。
そうして入院から約3週間ぶりに洗髪ができた。
すごくさっぱりした気分になったのを覚えている。
続く