囲碁マニアの詰碁ブログ

囲碁の話が中心の愉快なブログです

大相撲春場所 展望の答え合わせ

2021-03-30 17:12:35 | 趣味

 

<詰碁解答コーナー>

問題図(再掲)

とりあえず黒1とコウを取ってみる、というのでは解決になりません。悪手ではないのですが、詰碁的には全く意味がない手なので失敗扱いとなります。

黒1と突っ込むのは相当な手なのですが、白2と取られ、

抜き跡に黒3とオイていきますが及ばず、セキになってしまいます。7で黒Aと打っても白7かBでオシツブシです。

素直に黒1のキリでいいのです。当然ウッテガエシですが黒3と取り、

抜き跡に黒5、7で白死です。黒△があるためセキになりません。

 

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皆さんこんにちは、tsumebloです。

 

今月28日(日)に、大相撲春場所は千秋楽を迎えました。

以前載せた展望の答え合わせをしてみます。

 

大相撲ネタが多いですが、詰碁は毎回載せるので許してください。

 

大相撲春場所展望・前編 - 囲碁マニアの詰碁ブログ

大相撲春場所展望・後編 - 囲碁マニアの詰碁ブログ

 

以前このブログでtsumebloがした春場所の展望を、皆さん覚えておられるでしょうか。

そこでいくつか身勝手な予想を立てました。どのぐらい当たったか、見ていきましょう。

 

白鵬・鶴竜は2人とも優勝争いの中心になるだろう

展望・前編での予想。鶴竜は後編でお伝えした通り初日から休場、場所中無念の引退。白鵬も膝が悪化し三日目から休場。というわけでものの見事にハズレ

 

大関陣の優勝の壁になりそうなのは、関脇照ノ富士」「大関陣の優勝への道は、いばらの道になりそう

前編での予想。三大関は全員照ノ富士に敗れ、朝乃山・貴景勝は10勝5敗、正代はまさかの7勝8敗と負け越し。というわけで当たり

 

照ノ富士、10勝は達成できます」「優勝も期待したいのですが、膝の負担で押し相撲が苦手なところ、小結髙安と相性が非常に悪いところが気がかり

前編での予想。結果は12勝3敗で見事優勝!大関復帰も確実、ただやはり小結髙安に敗れてしまい、押し相撲の阿武咲、志摩ノ海にも取りこぼす。というわけで半分当たり、半分ハズレ

 

大栄翔10番は勝てる

後編での予想。初日からの4連敗が響き、結果は8勝7敗。ただ4連敗からきっちり立て直しは立派。というわけでハズレ

 

炎鵬VS宇良、宇良がよく見て突っ張り、炎鵬がうまく得意の左を差したところで何か起きるのではないか

後編での予想。結果は…

普通にハズレ

 

勝南桜、この相撲のままでは連敗記録を更新してしまう

後編での予想。結果は記録更新、当たり

 

結果・当たり2.5個、ハズレ3.5個

 

明日は照ノ富士の2度目の大関昇進伝達式

次回、今場所の展開を少し振り返りつつ、照ノ富士成長の軌跡を見ていきます!

書きたいことはたくさんあるので、もしかすると1記事には収まりきらないかもしれません…。

大相撲ネタばかりで申し訳ありません

 

<詰碁出題コーナー>

黒先です。一本道で解きやすい問題だと思います。

 

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【読者リクエスト】tsumeblo注目の若手女流棋士は…

2021-03-24 19:37:09 | ひとりごと

 

<詰碁解答コーナー>

問題図(再掲)

黒1と打つと白2、4などで黒死です。黒1で2のところや4のところに打っても白Aで黒死です。よって、まともな手ではいけないとわかります。まともな手がダメとすれば…?

黒1と1の一へコスむ手が唯一無二の粘り筋。AとBの2ヶ所へのホウリコミを見ています。このあとはコウになる変化がかなりの数存在しますが、

この図のコウが双方最善のようです。このコウは黒がAと解消したとしてもまだ白Bと二段コウを仕掛ける手が残ります。初手の発見が最大のポイントでした。

 

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皆さんこんにちは、tsumebloです。

「5日に記事1本」と宣言したばかりなのに、遅くなって申し訳ございません。

 

今回は読者さんからのリクエストで、tsumebloが個人的に注目しているこれから大活躍しそうな若手女流棋士を紹介させていただこうと思います。

 

これから大活躍しそうな若手女流棋士…と言えばほとんどの方は英才枠で入段した某小6棋士を思い浮かべられるかと思いますが、tsumebloはつむじ曲がりなのでN.S二段ではありません。

 

一体誰を挙げるのか?

それは……

 

デデン!

 

辻華初段

です!!

 

2000年生まれの現在20歳、入段からまだ2年にして女流棋戦の本戦でかなり活躍し始めているので、すでに注目されている方は多そうです。

NHK杯の記録としても親しまれていますよね。

 

2019年に新設された女流特別推薦枠で入段し、その年に強敵をなぎ倒し早くも女流棋聖戦で本戦入り。一回戦でその後女流棋聖の座に就く鈴木歩七段に敗れはしたものの、強烈な印象を残しました。

 

昨年2月には博多・カマチ杯で本戦二回戦に進出し、藤沢里菜女流立葵杯(この後カマチ杯優勝)をあと一歩まで追い詰めました

昨年12月には復活した女流名人戦の予選を突破し、今年1月末~3月にかけて争われた7人による挑戦者決定リーグ戦に、ビッグネームが並ぶ中割って入りました。6戦全敗で跳ね返されましたが、いい経験になったと思います(お前が言うな)。

 

すでに実力は女流タイトルホルダーらとほぼ変わらないと思うので、この後が楽しみです(お前が言うな2回目)。

 

近いうちに女流棋戦の挑戦手合で辻初段の碁が観られると思いますので、皆さんも楽しみに待ちましょう(お前が言うな3回目)!!

 

<詰碁出題コーナー>

今月17日に「張栩の捨て石詰碁」の上下巻が同時発売されましたよね。

tsumebloは買えていませんが、間違いなく素晴らしい本でしょう。

tsumebloはこれに便乗して、捨て石詰碁を作ってみました。

「tsumebloの捨て石詰碁」黒先です。簡単な問題ですが。

 

最後に辻先生、tsumebloのようなザコがこんな上から目線な記事を書いて大変申し訳ございません。

万一この記事を読んでいただいたのであれば、笑い飛ばしていただければ幸いです。

 

※見出し画像と記事本文には何の関連もございません。

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tsumeblo感動の妙手紹介②

2021-03-16 14:41:04 | 実戦の妙手

 

<詰碁解答コーナー>

問題図(再掲)

初手は黒1以外に考えられないでしょう。以下黒5まで一本道。ここで素直に白Aとつなぐと白6で眼あり眼なしになるので白6が最強の抵抗ですが、

黒7以下、冷静に打てば仕留めることができます。

黒9、11の手順を逆にしてしまうと、白が外に脱出してしまいます。白△の三子はこのためにあるのでした。

落ち着いて攻め合いを読むことがポイントでした。

 

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皆さんこんにちは、tsumebloです。

 

今回は皆さんお待ちかねの(?)妙手紹介シリーズ、第2回です。

というより、囲碁ネタが久しぶりですね。

妙手を探すのはなかなか難しく、四苦八苦しています。

 

今回は古碁から、1842年8月7日8月7日と言えば野比のび太の誕生日!に打たれた、太田雄蔵-安田秀策(二子)戦です。安田秀策は皆さんご存知の通り、のちの本因坊秀策です。

秀策はこの時まだ数えの十四歳、雄蔵とは二子の手合いでしたが、ここまで秀策の六勝三敗二ジゴ、この碁に勝てば四番勝ち越しで先二(先と二子を交互に打つ手合い)に打ち込むことができる、大事な一局です。

 

現在、雄蔵が白△に打ったところ。まず黒は左上の一団を生きなければなりません。生きるだけなら簡単ですが、中央の黒の大石もまだ生きていないことを考慮に入れ、最善のシノギを考えてみてください。

黒1、3のような凡手では、生きることはできるのですが、白2と先手で黒二子を取られ、白4で中央の大石が心配です。

黒1の置きが妙手でした。白は2、4と追及するしかなく、黒1と打てば黒5までは一本道で、実戦もこう進みました。

白6、8とさらに追及していきたいのですが、黒11までコウになってしまいます。このコウは黒にソバコウが多く、さらに白も負担が大きいので、白はやれないのですね。とはいえこのコウを争い、代償として中央の黒の大石を取りにいく展開も見たかった…と思ってしまいますが、実はコウダテとして中央の黒の大石を追い立てていくと、途中でコウをやめられて中央右側の白の大石を取りに来られそうで、結局このコウは白無理なのですね。

白6とサガる手も面白そうですが、黒7、9、11と冷静に生きます。この図が最初の黒1で3にスベった図と何が違うのかといいますと、白▢の三子と黒○の二子の攻め合いが、左上黒の死活に全く関係していないというのが大きいのです。白Aが先手にならない方が、中央の黒の大石が断然シノギやすいのです。

実戦は白6で左上をやめ、中央の黒の大石を取りにいきましたが、黒13でぎりぎりシノいでいます。本題とは関係ないので説明は省かせていただきますが、白Aが先手でしたら、tsumebloにはシノギが見えません。

素晴らしいシノギの妙手でした。

まあ、秀策大先生には「このぐらいの手は見えて当たり前」と言われそうですが…。

 

秀策はこの後も緩まずに勝ち切り、みごと雄蔵を先二へと打ち込みました。

 

<詰碁出題コーナー>

黒先です。まさに絶体絶命といった感じの黒ですが、なんとか粘ってください。

 

※見出し画像と記事本文には何の関連もございません。

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大相撲春場所展望・後編

2021-03-11 17:19:23 | 趣味

 

<詰碁解答コーナー>

問題図(再掲)

初手は黒1、A、Bの3ヶ所が気になりますね。順番に見てみましょう。

まず黒1は白2、4と白Cの一子を捨てられて生きられます。この後黒Bとコウを狙っても白Aでダメです。

黒1のハネはかなり有力な手なのですが、図のように粘られます。黒有利の一手ヨセコウですが、無条件で取る手があるので失敗です。

初手は黒1のハサミツケが正解です。白2~4は必然の進行。ここで黒5のウチカキが手筋です。白Aとツぐと黒Bで参ってしまいますし、白Cと取ると黒D、白B(黒Dを打たずにAと打っても殺せますがDを打つ方がわかりやすい)、黒Aで白死です。

白6が最強の抵抗ですが、黒7、9、11と冷静に仕留めました。初手の見極めと黒5の発見がポイントでした。

 

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皆さんこんにちは、tsumebloです。

 

前回に引き続き、今回も大相撲春場所の展望をしていきます。

 

なお、この記事はこのまま読んでいただいても結構ですが、先に前回の「大相撲春場所展望・前編」を読んでいただけると、

 

すごーくおもしろいんだ!すごーくゆかいなんだ!

 

大相撲春場所展望・前編 - 囲碁マニアの詰碁ブログ

 

  • 先場所大活躍の力士たち、今場所は

先場所の三賞受賞力士。初優勝を果たした殊勲賞・技能賞の大栄翔(手前)、技能賞翠富士(奥左)、技能賞照ノ富士(奥右)

 

先場所は平幕で13勝2敗、堂々の初優勝を果たし、三賞も2つ獲得、今場所は小結として迎える大栄翔、先場所新入幕、得意の肩透かしが炸裂し9勝6敗、技能賞を獲得した翠富士。この2人を見ていきたいと思います。

 

まずは大栄翔。先場所は西前頭筆頭で、ご存知の通り、出場した三役以上の力士7人を見事な突き押しで全員なぎ倒し、初優勝を飾りました。

埼玉県出身力士初の幕内優勝」としても注目を集めましたね。個人的には「追手風部屋初」をもっと取り上げてほしかったのですが…。今場所は3場所ぶりの三役復帰、西小結で迎えます。

 

今場所も得意の突き押しが冴えるのでしょうか。

押し相撲は「ツラ相撲」と呼ばれ、白星でも黒星でも連なりやすい、イコール波があると言われていますが、大栄翔はガタガタと崩れるイメージがまったくないです。

常に安定した成績を残しているイメージがあります。

新関脇として迎えた去年秋場所こそ右ひじの状態が思わしくなく、5勝10敗と振るいませんでしたが、同場所後に右ひじの遊離軟骨除去手術を受け、元の調子を取り戻しました。

 

過去のデータを見ると、平幕優勝の翌場所は勝ち越すことすら難しいようですが、大栄翔であれば10番は勝てるのではないでしょうか。横綱にもあまりコテンパンにやられているイメージはないですし、今場所好成績を残せば、来場所にも大関昇進が懸かる可能性があります。

大いに期待ですね!

 

続いて翠富士。先場所は新入幕として迎え、師匠から受け継ぎ?みずから「必殺技」と語る肩透かしだけで5勝を挙げ、9勝6敗。本人は場所前から「10勝して敢闘賞をもらう」と語っており、惜しくも10勝には届きませんでしたが、それでも肩透かしが評価され、技能賞を獲得しました。

 

しかし、2月の稽古中に腰がヘルニアになってしまうという、とんでもないアクシデントが起きてしまいました。

現在は相撲も取れるまでに回復してきており、「場所には間に合うだろうなという感じ」と本人は言っていますが、心配です。

 

先場所の西前頭十四枚目から四枚半アップし、今場所は東前頭十四枚目で迎えます。

当然他の力士は肩透かし対策をしてくると思いますが、今場所もあの肩透かしを見たいですね。

 

また、ともに先場所の千秋楽の一番に勝てば、敢闘賞を受賞できた琴ノ若明瀬山などについても書きたいところですが、文字数がすでにかなりかさんでいるので、残念ですが諦めます。

 

  • 炎鵬VS宇良

魁聖(左)に八艘飛びの奇襲を仕掛ける炎鵬

居反りにいく宇良(右)。左は東龍

 

この2人の取組は、楽しみにされている方が多いと思います。

皆さんご存知の通り、関取(十両以上)の中ではダントツで最軽量の超小兵、連日館内を沸かせる(今は声を出すなとなっていますが…)炎鵬、反り技などのアクロバティックな動きでファンを魅了し、なんと言っても照ノ富士と同じように序二段から復活してきた小兵の業師宇良

 

炎鵬は東十両四枚目、宇良は東十両七枚目で今場所を迎えます。幕内ではないのが残念ですが、ほぼ間違いなく対戦が組まれるでしょう。どんな相撲になるのでしょうか。

 

tsumebloは宇良がよく見て突っ張り、炎鵬がうまく得意の左を差したところで何か起きるのではないかと予想しますが、小兵同士なので案外普通の四つ相撲になるのかもしれませんね。なかなか予想がしずらいところで、非常に楽しみです。

 

と、ここまで書いたところで、大変なニュースが飛び込んできました。それは………

 

  • 鶴竜、左脚痛め春場所休場へ

※この画像は鶴竜の休場とは何の関係もございません

 

すでに各メディアで報道されていますが、本日、横綱鶴竜春場所を休場する意向であることが明らかになりました。

 

おととい9日の稽古で、投げの打ち合いになり、踏ん張ったときに左脚の筋肉が切れてしまったそうです。

軽い肉離れが起きているようで、現在は四股も踏めない状態で、休場やむなしとのことです。

 

とても残念です。今場所はかなり期待していたのですが…。

鶴竜本人も「『また休場か』と思った」そうです。夏場所に期待するしかありません!

しかし、怪我が重なり復活できるのか心配ですね…。

 

  • 勝南桜、自身の持つ最多連敗記録更新へ

勝南桜(奥)。手前は大陸山

 

東序ノ口二十四枚目、勝南桜。現在83連敗中で、今場所に自身の持つ最多記録、89連敗超えが懸かります。

 

あわわ、文字数が…勝南桜は数々の記録を打ち立てているすごい力士なのですが、文字数がまずいので、詳しくはWikipediaを見てください!

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%9D%E5%8D%97%E6%A1%9C%E8%81%A1%E5%A4%AA

 

果たして記録更新はなるのでしょうか。失礼ながらtsumebloは勝利を期待するべきなのか、記録を応援するべきなのか分からなくなってしまいました。

1場所に1,2回AbemaTVで勝南桜の相撲を観るのですが、ずっと「ただ立ち上がって後ろに歩く」だけの相撲なのです。

この相撲のままでは記録を更新してしまうと思います。

立ち合いで足を前に前に出していってほしいです。

 

とにもかくにも、勝南桜は大注目です!

 

  • tsumebloの幕内優勝予想

 

注目ポイントをいろいろと見てきました。本当はまだまだ書き足りないぐらいなのですが、注目ポイントはここまでにして、最後に優勝予想をしてみたいと思います。

結論から行きます。tsumebloが予想する幕内優勝力士は……

 

白鵬

です!!!

白鵬は本日36歳の誕生日を迎え、かなりのベテランになってきましたが、様々な力を総合してみると、やはりこの力士が誰よりも上だと思います。

もちろんtsumebloは照ノ富士に優勝してほしいのですが、客観的に見ると最有力は白鵬ですね。

貴景勝が鍛え方を変えて17㎏減量したというのも気になりますが、大いに休んでノっている白鵬は誰が出てきても止めるのは難しい気がします。

 

2回にわたってお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

<詰碁出題コーナー>

黒先、一本道で簡単な問題ですが、白△の三子が存在する意味も考えてみてください。

 

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大相撲春場所展望・前編

2021-03-07 17:14:01 | 趣味

 

<詰碁解答コーナー>

問題図(再掲)

黒1とワリコむのが手筋です。この手以外だといずれも白△の一子に左側へ連絡されてしまうことをご確認ください。

白は2のコスミが最強の抵抗です。

黒3のオサエ、白4のキリと必然の進行です。ここで黒5と裏から?打つのが好手です。

白に6と抜かせ黒7とサガリ、見事に二眼を作りました。続いて白Aには黒Bでオイオトシです。

5手目で黒5と取ってしまいたくなりますが、白6とツがれるとコウは避けられません。黒5でAも同様です。

最後に補足です。白2にも注意が必要ですが、黒3で問題なしです。白Aには黒B、白Bには黒A、白Cには黒Dです。

 

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皆さんこんにちは、tsumebloです。

 

今月1日に、大相撲春場所の番付が発表されましたね。

以前このブログでtsumebloが予想した番付と、実際の番付を比較してみましたが、大栄翔を関脇ではなく小結にとどめたこと、徳勝龍を十両に落として大奄美を幕内に上げたことがやや意外でした。

 

春場所(以下、今場所)は14日(日)に開幕します。だんだんと日が迫ってきましたので、以前予告させていただいた通り、展望をしてみたいと思います。

まずは注目ポイントを見てみましょう。ほとんどはtsumeblo以外にも多くの方々が注目されていると思いますが、tsumebloの個人的なものも含むかもしれません。早速行ってみます。

 

  • 両横綱の奮起は

 

両横綱、白鵬鶴竜は去年十一月場所後に、2人揃って3場所連続休場(全休も2場所連続)など最近成績が振るわないということで、横綱審議委員会(通称「横審」)から、「引退勧告」の次に重い「注意」決議を受けました。

 

初場所(以下、先場所)に両者ともに進退を賭けるかと注目されましたが、白鵬はPCR検査で陽性のため、鶴竜は慢性的な腰の痛みのため、先場所もともに全休となりました。

今場所の出場可否ですが、すでに鶴竜は出場を明言しており、白鵬も上り調子、よほどのことがなければ出場すると思われます。

白鵬・鶴竜はやはり状態さえよければ、力は抜けたものがありますので、鶴竜も調子はよさそうですし、見ごたえのある相撲で、2人とも優勝争いの中心になるだろうと期待しています。

 

  • 期待の三大関

正代(左)と朝乃山

大栄翔(左)と突き合う貴景勝

 

先場所休場明けながら千秋楽まで優勝争いをした正代、同じく休場明けながら正代と同じ11勝4敗の好成績(本人は不満だと思いますが…)を上げた朝乃山、自身初の綱取りに挑んだものの、10日目から無念の途中休場、今場所は一転大関カド番で迎える貴景勝の三大関陣。

 

全員出場は間違いないことと思います。両横綱に次ぐ地位にいる看板力士であり、当然次の横綱を争っていく3人、もちろん優勝が求められます。

 

大関陣の優勝の壁になりそうなのは、両横綱はもちろんですが、特に関脇照ノ富士は大変な難敵となりそうです。正代は先場所十四日目に組まれた照ノ富士戦、勝てば首位タイで千秋楽を迎えられるという一番でしたが、ひたすら攻め込みながらもしぶとく残され、最後は疲れてきたたところをはたき込まれました。あの一番は盛り上がりましたね。今場所も照ノ富士との対戦は終盤に組まれそうで、鬼門と言えそうです。

 

朝乃山-照ノ富士は朝乃山の技術負けが目立ち、4戦全敗。貴景勝-照ノ富士は十一月場所の千秋楽の二番が記憶に新しいですね。結果的に貴景勝が本割の一番で敗れた後、優勝決定戦で踏ん張って優勝しましたが、本割での完敗が気になります。

また、貴景勝は先場所フルボッコに遭って(?)途中休場し、今場所はカド番で迎えますので、そのあたりも気がかりです。

さらに、照ノ富士にとっても大関再昇進がかかる非常に大事な場所ですので、大関戦で大変な気合を入れてくることは間違いありません。2017年初場所の稀勢の里から、去年十一月場所の貴景勝まで、3年近く大関の優勝がなかったことも、大関が優勝する難しさを表しています。

大関陣の優勝への道は、いばらの道になりそうです。

 

  • 照ノ富士の大関復帰は

正代(手前)をはたき込む照ノ富士

 

もちろん春場所のtsumeblo最大の注目はこれです(tsumebloは照ノ富士の大ファン)!

 

大関昇進の目安は、直近3場所を三役(小結・関脇)在位、そして3場所合計33勝が目安です。

照ノ富士は去年十一月場所を小結で13勝、そして初場所を関脇で11勝しているので、合計24勝、単純に考えれば春場所を9勝で目安に届くわけです。

ただ、あくまでも目安で、大関になるためには3場所すべて10勝以上しなければいけないという暗黙の了解があります(例外もありますが)。

なので、照ノ富士は春場所で最低、10勝が求められます。ここ2場所の相撲を見れば10勝は固いと思うので、3年半ぶりの大関復帰、なんと序二段から!はすぐそこか、と期待してしまいます。本人も決める気は充分ですので、10勝は達成できます(無関係なヤツが言い切るな)!!

当然優勝も期待したいのですが、膝の負担で押し相撲が苦手なところ、小結髙安と相性が非常に悪いところが気がかりではあります。

 

本当は照ノ富士についてとことん語りたいところですが、かなり長くなりそうなので、今回はやめておきます。照ノ富士が大関再昇進を果たしたら語りたいと思います!

 

非常に長い記事になってきてしまいました。まだまだ書きたいことはたくさんあるので、2回に分けることにします。

春場所開幕が1週間後に迫っているので、なるべく早く後編を書きあげたいと思います。お楽しみに(何様?)!

 

……なんだか今回はtsumebloが張り切りすぎて妙に長いですし、ひとりでべらべらしゃべっている感じで読みにくいかもしれません…申し訳ありません。

 

<詰碁出題コーナー>

黒先、打ちたいところがたくさんありますが…?

※問題を差し替えました。

 

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