そば屋でカレーうどんを注文したら、鉄製のスプーンが付いてきた。
ちょっと変な感じがしたが、とりあえず食べてみたら、スプーンが熱くて食べづらい。
店員にレンゲをくださいと頼んだら、店の奥へ行き、戻ってきてダメだと言う。
理由はと聞くと、「レンゲにカレーの色が付くから」ということ。
確かにプラスチックのレンゲにはカレーの色がついて落ちにくいかもしれない。
でも、色が付きにくい陶器製にするとか、鍋風の木製にするとか、最初からカレー色のレンゲ
にするとか色々工夫ができるのではないか。
自分が決めたルール、お店が決めたルールを守る。
でもそれって、お客様のことを考えているのか。
お客様の声を聞くということは、小さな店だからこそ大事。
すくなくとも一人は声を掛けたわけだから、その理由を聞くこと、なぜなのと考えること。
その人は猫舌なのかもしれないし、くちびるが荒れていてしみたのかもしれない。
私は、猫舌ではないが、単純に熱くて飲みづらかった。
店員も自分で考えることが大事、お客様を向いているのか店を向いているのか。
以前、別の店でお昼の閉店時間ちょっと過ぎに行ったら「今日は終わりです」と冷たく言われた。
同じ言葉でも温かみを持って言うとか、言葉を変えるとか。
お客は結構感じます。すぐ分かります。
このお店もそれから行ってないです。
常に、お客様を向く、考える、気をつけることが大事だ。