みなさんこんばんは
剛鍼灸院豊田 です
最近では
テレビやメディアで
自律神経の働きが注目されており
「自律神経失調症」という病名を
耳にする機会が増えていると思います
日本心身医学会の定義によると
自律神経失調症とは
『種々の自律神経系の不定愁訴を有し、
しかも臨床検査では器質的病変が認められず、
かつ顕著な精神障害のないもの』
と定義されています
簡単に言うと
病院で検査をおこなっても
病的変化が認められず
自律神経の機能障害によって
心と体に原因不明な
様々な不調があらわれるものです
◆自律神経ってどんな神経?◆
まず人の神経には
どのようなものがあるのでしょうか
人の神経には
中枢神経と末梢神経があり
中枢神経はコンピューター本体
末梢神経は情報を伝えるケーブル
の役割があります
「中枢神経」
脳と脊髄から成っていて
全身の情報を判断して
全身に指令を送る神経です
「末梢神経」は
体の末端と脳を結んでおり
さらに
体性神経と自律神経に大きく分けられます
体性神経は
体の各部位を自分の意思で動かすための神経
目や耳や皮膚などからの情報が
感覚の神経を通って脳へ伝えられます
その後
脳から指令が出て
運動神経を通って手や足など
体の必要な部位へ伝達されます
一方の自律神経は
自分の意思とは無関係に働く神経
体温調節 内臓の働き 代謝 など
生命活動を維持するために必要な
体の機能をコントロールしている神経で
交感神経と副交感神経が
1つの器官に対して
相反して働きます
この働きによってバランスをとり
調節しています
自律神経失調症はこのバランスが
崩れてしまっている状態です
◆こんな方は要注意!!◆
・病院では特に異常がないといわれた
・何軒か病院へ行ったが病院によって病名が違う
・対症療法の薬を出され症状の緩和はあっても繰り返してしまう
・治療はしているけど、今一つ改善がみられない
自律神経失調症は
とても曖昧で判断がしづらい病気です
さらには
人によって現れる症状も違い
症状自体も多岐にわたります
◆自律神経失調症の症状◆
全身に現れる症状
めまい 微熱 ほてり
倦怠感 食欲不振 など
器官に現れる症状
頭痛 耳鳴り 息切れ
腹部不快感 下痢 便秘 など
精神に現れる症状
イライラ 無気力 不安
気分の落ち込み など
症状は人により様々です
◆鍼灸治療でできること◆
鍼灸治療は
自律神経を整え
血流改善の効果が高い治療です
病名はついていないけれど不調はある
などの病気の一歩手前の
未病の治療が得意分野です
また
人の体には
ストレスなどに対する許容量があり
性格や体質が違うように
許容量も一人ひとり違います
自律神経の許容量も人それぞれです
自律神経の乱れは
この許容量を
超えてしまっている状態です
許容量を超え
あふれ出た症状は
鍼灸で整えていきましょう
そこで
自律神経の乱れを整える
効果のあるツボはここです!!
『内関(ないかん)』
手のひら側
手首のシワの真ん中より
上2寸(指3本分上)にあります
息をゆっくり吐きながら
ゆっくり5回ほど押してみてください
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突発性難聴・メニエール病専門
逆子・不妊治療専門
頭痛・腰痛専門
剛鍼灸院 豊田 豊田市大林町15-6-5
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