大正15年9月5日は
比叡山で一番の荒行である
千日回峰行を2度も満行した
大阿闍梨・酒井雄哉大僧正が
大阪でお生まれになった日。
5才頃から30才後半までの約30年間
何をやっても上手くいかない時間を
過ごした人が仏さまのお導きにより
天台座主賞をいただくまでになられます。
そしてひたすら歩く千日回峰行によって
大阿闍梨への道が 開かれて行きます!
酒井阿闍梨を苦難から救ったのは
向いてることに毎日毎日淡々と取り
組んだ真摯な姿勢に他なりません。
自分の道をひたすら歩き続けることの
大切さを教えてくださった史上稀な
大先達に心から尊敬の誠を捧げます!
今までたくさんの素晴らしい師匠に恵まれた。
20代前半の頃には、いとこから
「スゴイ先生がいるよ」と
四柱推命と奇門遁甲という東洋系の
占いで達人の師匠を紹介された。
その師匠は易者とか占い師とかいう風でなく、
運命を研究する学者肌と言う感じで
まさに真面目を絵に書いたような先生。
能力的にも人間的にも素晴らしかった。
前評判で「スゴイ」って聞いているので
一言も漏らさずに聞きたいこと
少しでも知りたいことを学ぼうと
我ながら真剣な姿勢で向き合った。
1年経ったある日、その先生から、
「あなたは晩年、社会教化のような
人を幸せに導く仕事に取り組みますよ」
と突然言われた。
その頃は、会社の同僚と取引先の人達と一緒に
伊豆高原でのテニス合同合宿を企画実施したり
習いたてのゴルフで楽しく遊ぶ会社員だったので
バブル時代にマッチした楽しい生き方をしてる
20代前半の自分に、「今、超楽しくて幸せなので
そんな先の晩年の話をされても・・・」と感じて
差ほど気にはしていないままでいた。
しかし、何十年も経た今年5月から
特にこのブログを書き始めてから
「先生の一言」は
私の未来をお示し下さっていたんだなあと
感謝の思いが日増しに募ってくる。
若いころに出会った先生や
尊敬する人から言われた
ポジティブな一言は、
その後の長い日々の支えになったり、
人生の道標となる天の声に聞こえる。
遠い昔の師匠の言葉を胸に
開運カウンセリングにおいて
「愛と光の道標」として
少しでも人を幸せに導く
「一言」をお話しできたらと思っている。