コオラウ山脈の切れ目にあるパリ(崖)、常に北東からの強風が吹きつけている場所です。そのパリの全容は
写真で見ると丘?という感じなのですが、直に見上げると、山襞が異様な感覚で迫ってきて、体にじゅわーと
恐怖に近い感覚が湧いてきます。
このパリは、カメハメハ大王のオワフ島制圧の最終舞台となった場所で、追い詰められたオワフ軍の兵士が、
この崖から300メーターのがけ下に突き落されて命ちを絶ったという歴史的にみても怖い場所でもあります。
古戦場に行くと強烈な頭痛や吐き気に襲われるわたし、でも遠望したためか大丈夫でした。
ヌウアヌ・パリの対面の海にチャイナマンズ・ハットと呼ばれる小さな島がポコンと浮かんでいます。
(中国人の帽子)の名前どうりの形です。時間的にも夕方に近かったためか人影もほとんど無く、本当に静かな
Hawaiiでした。