犬友のHさんから、一昨年の春にもらったノウゼンカズラが、今年は次々と夕日色の
花を咲かせてくれています。
花色は何種類かありますが、わたしは、この夕日色の花が一番好きです。
逆光でよく見えませんが、はんなりとして美しい花です。
Hさんとはワンたちを通して、もう長いお付き合いです。それぞれ、捨て犬を拾って
来たり役場の引き取り犬を連れてきたり、ペットショップの可愛そうな犬を、
引き取ってきたりとお互い可愛そうなワンの話が尽きません。
Hさんの家にはシロという23~4歳の犬がいます。年齢が定かでないのは、捨て犬
だったからで、獣医さんの推定年齢なのですが、或はもっと上なのかもしれません。
人間でいったら120歳以上、ギネス登録間違いなしなのですが、目も耳も全く
機能していないのですが、それでもシロは、朝夕の散歩もけなげに歩いています。
優しいHさんへの、きっと恩返しなのだと思います。
Hさんの家に来たころは、白熊のような、とても愛らしいシロでした。
シロの写真を載せたいのですが、写真を撮るとシロの命を吸い取るような気がして
撮れません。
犬は人間の5倍速で生きていますから、悲しいお別れは必ずやって来ます。それも
覚悟の上での家族です。
お盆ですから我が家の天国へ旅立ったワンや猫たちに、こころを寄せて・・・・・・