ラプソディー・イン・ブルー(2013)
ガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」
クラシックとジャズを融合させたアメリカの芸術音楽の代表曲
この曲の公演には何回か行ってるぐらい好きな一曲です
ラプソディーとは狂想曲、言うなら自由な演奏で
そこにジャズの要素が加わり
管弦楽の中に新しい「風」の要素を取り入れた名曲です
当初、「この曲はブルーだ」と絶賛されました
ブルー=ジャズ から来てるのですが
ジャズは時々、BULEという表現をよく使う
有名なライブハウスも「ブルー・ノート」ですしね
元はBULES(ブルース)の音楽な訳で
今では音楽の形式ですが
嘆きや悲しみをギターや歌にしたのが始まりとされています
ブルーはネガティブになると憂鬱な感じが協調されて
例えば、今日はブルーな日とかマリッジブルーとか(苦笑)
後は言いたいのに言えなくて溜め息とか?
真面目さがゆえ悩んだりします
完璧になる必要はないのにね
実際にこの曲の出だしもそんな憂鬱さを表現しています
いい意味で言うと脱力感?
今回は途中のサビの部分からラストに向かうところなのですが
ピアノの大西さんのジャズマンの2人との即興が素晴らしい!!
待ってる間の小澤さんもウズウズしてます
車で例えるとみんなで出発点を出て
それぞれの道を通って最終地点が一緒になればいい
ラストの管弦楽との壮大なスケールが
最初の憂鬱さを吹き飛ばして
聴き手を引き入れて高揚感にゾクゾクします
そしてこのロマンティックな仕上がりに
涙・・・する人が多いのもわかる
ブルーはポジティブに向かうと
自身を信頼する事に繋がります
そしてもう一度、
人との信頼関係を築く時にも必要なのかもしれませんね