え?
「入院することになったよ。
膵臓がね、、」
友だちからの電話に驚く。
ちょっと待って?!どういうこと?!
わたしのほうがパニック、、。
前回いつ会ったっけ?
3ヶ月前は元気だった。
半年前?1年前、、。
そういえば体調が悪いような
話しをしたけど笑ってたよね、、。
最初の電話からすぐ手術日が決まった
連絡がきて
「わたしも頑張るけど先生に頑張って
もらわないと」
とか笑ってた。
手術は10時間以上かかったけど
翌日には「無事終わったよ」と
連絡があって、それからは
毎日のようにLINE。
ワンコがさんぽに行きたがらないとか
梅雨明けはいつになるんだろうとか
退院したら遊びに行こうとか、、。
面会許可が出たよと連絡をもらうと
すぐ病院へ。
激やせしちゃってるから
びっくりしないでよと
聞かされていたけれどそんなこともない。
今まで出産でしか入院したことないし
食事はおいしくないし、、と。
悲壮感は全くない。
膵臓を全摘したとは思えない話しぶりで
短い面会時間だったけど楽しく過ごした。
友だちの娘ちゃんは海外にいて
帰ってくるのは来月。
就職先も他県で遠い。
友だちのすごいなと思うところは
そういうところ。
大きな病気をしても子どもに
頼ることがない。
辛くて怖かったろうと思う。
それなのに、帰ってきてとか、そばにいて
ほしいとか言わない。
どこにいたって、すぐに連絡はつくから。
自分の機嫌は自分で取る。
友だちと自分たちの子どもの話になると
今の子は自由よねになる。
わたしたちも自由に生きてきたと
思うけど、
それ以上に。
わたしたちの考える当たり前とか
こうあるべきという考えは捨てるべき
なのかもしれない。
友だちは膵臓の全摘で
糖尿病と付き合うことになりました。
インシュリン注射を続けないといけない。
人生の次のステージに立ったね。
今まで考えてはいたけど、後回し。
そこまで深く考えてはこなかった。
友だちに娘ちゃん帰って来ないの?と
聞いた時、
「名前に自由が入ってるからね」と
笑ってたのが印象的。
そうだ。
わたしも子どもの名前を考えた時
自由でまっすぐに生きていってほしいと
思ったのだわ。
気付かせてくれた友だちに感謝と
これからの時間も共に過ごして
行けることを願うしかない。
暑くて、、
さんぽに行きたがらないイヌ、、。
ジャマが入らない場所で寝てます、、😅