まだ子供たちは夏休みなので人ごみを避けるために早朝に到着です。
三猿の金色の毛並みを写して陽明門へ向かいます。
いやあ、遠くからでも輝いていますね。
家光公はどれだけ派手好きんでしょうか?
金箔の使い方が尋常じゃありません。
階段を登って近くで見てみると金箔の上から色を入れていてかなりもったいない使い方です。
彫刻だけでも素晴らしいのですが色の入れ方がまあ細かく正確でこれなら誰に見せても恥ずかしい思いをすることはなかったでしょう。
また、この金の門を下で支える柱は純白の真っ白。
家康公の墓を気高いものにするために選んだ色だそうですが残念ながら既に汚れが付き始めていてところどころ黒い色が目立ちました。
くぐり抜けた正面にある本殿はまだ修理中で保存会の方たちが襖の絵に色を入れている真っ最中でした。
右奥の200段の石段の頂上には小さなお堂の中に家康公が眠っています。
その石段に向かう小さな門の頭上に有名な眠り猫がありました。
自分が行った時はまだ早かったのでライトアップされていませんでしたがいつもは白熱球のライトで照らされています。
真っ暗な中で撮ったのでちょっとノイズが乗ってしまいました。
この写真を撮っている頃から赤や青の帽子をかぶった小学生の団体さんが目立ち始め帰り道はひどい混雑になっていました。
このまま帰る予定でしたが腹が減ってきたのでちょっと食事をとってついでに新しくなったイギリス大使館別荘を見てこようかということに。
中善寺金谷ホテルのヤシオマスカレーですよ。
そして大使館別荘です。
すぐ隣にはイタリア大使館もあるのですがそこはパスしてまわりの自然を観察して帰ってきました。
最初のきのこはチタケ、これは栃木県では松茸と同じくらい人気があるきのこ。
次の緑色の実は山ぶどう、あと少し遅く行きたかったです。
最後は湖岸の倒木に出ていた月夜だけ、とても美味しそうに見えますが有名な毒キノコですので食べないように。
初めのうちは雨雲で覆われていましたが昼過ぎから天気が回復し男体山も姿を見せてくれました。
写真を撮り終え下界に下りると30℃の蒸し暑さ、中禅寺湖では20℃だったので10℃の温度差があるんですね。
山ぶどうが紫に色を変える頃もう一度来てみましょう。
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