世の中は不思議な事だらけ

化学系の職業だし、見て見ぬふりし続けてきました。最近はそういう不思議な事をちょっとずつ書いていこうかなと思っています。

見えない人の声

2019-12-18 13:28:49 | 日記
最近は発達障害として、多くの人に知られてきた、AD/HD(注意欠陥/多動性障害),
LD(学習障害),自閉症/アスペルガーなどが知られています。
これらの障害というか個性はグラデーションとして大概の人に多少はあるといいます。
私も片づけが上手でないとか、忘れ物を時々するといった部分はAD/HDがすこしあるかなと思います。
実は兄がLDで小学校の算数は5段階評価の1をつけられていましたが、病院で知能検査すると私よりもずっと高いのでした。更に、アスペルガーのために、気難しい、とっつきの悪いタイプであります。
そんな兄がいても私には関係ないと思っていましたが、自分の子供がうっすらLDでうっすらアスペルガーです。この子供をきちんと育てなければ、兄のようにしたくないとキーキー怒りながら、ピアノを練習しているときでした。
部屋には、4歳の娘と私しかいません。私のすぐ右側にピアノの前に娘が座っております。すぐ左側の頭に直接ささやくように「そんなに怒らないで、この子は年老いたあなたたち夫婦の面倒をみてくれるんだからやさしく育てなさい。」って、確かに聞こえたんです。なぬー??となって。一瞬立ち止まり、ピアノの教育ママみたいなことをやめました。この子にとって何がいいのか考え直し、中学卒業まで算数の基本問題だけをしっかり教えて、高校からは自分の好きなことを自由にさせました。
県立高校を卒業後、調理の専門学校を経て、調理師として働いた後、今は、倉庫のピッキング作業についています。アスペルガーがうっすらあるため、調理室で共同作業が好きになれないようで、あまり人と関わらないで済む倉庫のピッキング作業があっているようです。
そんな風に自分の子供でも自分と全く同じではないという自覚が大事なんです。幼稚園時代の子供たちは、そろってIQが普通より高く、たいそうな期待を膨らませてしまった自分の子育てに待ったをかけた出来事でした。ちなみに娘は非常に2次元パズルの組み立てが早いです。役に立てることができなくて残念ですが、他の人よりも偏った才能が有ります。ほかの子育てに悩む方の参考になればと思って書きました。

話は変わりますが、もう一つ。
千葉県に両親が住んでいた時期があったのですが、訪ねた帰り道うっかり曲がり損ねてしまい道を間違えたときにも、例の声が聞こえまして、「あーあ、そこで曲がれば早く家に帰れたのに・・・」というため息交じりの声が聞こえたことがありました。なんかそばで私のおもりをしてくれている存在があるのを実感しました。俗にいう守護霊というものなのか、それとも生まれてくる前に一緒にいてくれた魂君なのかわかりませんが、そばにいてくれるというだけでほっこりしています。自分がへぼい存在でも応援してくれる存在があるというだけでさみしくないですよね。きっと、見えないし、聞こえなくてもみなさんにもそんな存在がきっといますよ。絶対に。
魂君についてはまた記事を書きますね


赤シャツの男

2018-05-17 22:29:59 | 日記
2011年頃のことになります。
ジョイフル本田荒川沖店というホームセンターにジャパンミートが新しく入るとのことで、改装工事中でした。
私が買い物を済ませ、急いで車のほうに向かうと工事の休憩中らしく、2階部分に若い男二人が談笑していました。人の流れを眺め話しているのがわかりました。ふと見上げると、片方の男性はとてもやさしく感じのよさそうな人で、私が独身で若いならきっとこののひとと伴白髪まで仲良く暮らせるな。この人の嫁さんは幸せになれるな。と心の中で考えたのです。
が、まるで、彼らにつつぬけらしく、もう一人の方の男が、やさしそうな男性の肩を叩き笑っています。えっ、なんでこちらのしかも私の考えたことがわかったのだろう。怖くなって、足早に去ろうとしたときでした。
心の中によびかけてきました。「赤シャツのほうはどう?」えっ?赤シャツって、もう一人の方か?と再び見上げました。やっぱり、もう一人の方が赤シャツでした。
これがまた、つきあったら、すぐ浮気しそうな、ちゃらんぽらんな男だな。と思ったのです。
未来がわかる霊能者とかじゃないですが、たまに未来がわかるときがあります。でも、この二人の未来がそうなったのかはわかりませんが、確かに赤シャツの男は私の心を読み、私に問いかけてきたのは、本当です。テレパシーというものなんでしょうか?
ジャパンミート荒川沖店2011年4月 (ジョイフル本田荒川沖店内)オープン

城跡を訪れて

2017-11-11 00:37:49 | 日記
かなり昔。
子供の頃。
家族で夏休みに、古城跡に行きました。

親がなぜそこを選んだのかは不明です。

石に〇〇〇城跡と彫られていました。
駐車場には、他の車はなく、私たちの車1台のみでした。
人里離れた感じで、少し小高くなっていました。

みんなで、散策コースを巡っていると、少し林になっている感じのところで、
明らかに、そして確かに女性二人が談笑している声が聞こえてきました。

先に林の向こう側に到着していた家族に
私:「あれ?女の人たちいなかった?」
家族:「いないよ。」
私:「おかしいなぁ、確かに女の人たちが、コソコソと楽しそうに話してたの聞こえたけど。」
「あと、ちょっと遠くで男の人の声も聞こえたけどなぁ」
そういうと石が積み重ねられた四畳半くらいの穴に兄弟が入って遊んでいました。
親:「中に入ってごらんよ。上がれないなら、引き揚げてあげるから」
私:「出れなくなるのが怖いから、やだ。」

その穴を見つめているとなにやらとてつもなくかなしいとか
怖い気持ちがするのです。

普段多磨霊園など平気で歩き回っているくせに、あのお墓たちよりも
ずっとつらくかなしい穴に思え、ここに入ることは、
ここにいる人に対する失礼なことに思えました。
なので、確か入らなかったように記憶しています。

声がした話を親に伝えると急に帰ろうということになり、一同駐車場に向かいました。
「やはり自分たちの車しかない。」「おかしい。」「気持ち悪い。」
と両親はすぐにそこをでました。

現在その穴はふさがれているようです。

鎌倉時代末期1300年頃から南北朝時代に常陸平氏の城であったそうです。
その後江戸通重の次男が土着して足崎氏を称し、戦国末期まで当地を治めますが、
1590年の佐竹氏による江戸氏攻撃の際に○〇〇城も攻略され、城は落城。
私の聞いた声はまさに常総平氏か佐竹氏に滅ぼされた人たちの声だったのでしょう。
わずか500年~700年でも、想像もできないくらい昔のことのように思えるのは、
私だけなんでしょうか。