3月その④

♪さくら～さくら～…。といえば…。
夜桜お七？森山直太朗さんのさくら？唱歌のさくら？

みるみるうちに桜が咲きました。
近くの公園にも、山にも。
♪はーるが　きーたー　はーるが　きーたーどーこーにーきたー…
もうすぐ4月。
桜の次は若葉、新緑の季節
新年度スタート！
元気にがんばろう！おーっ！



詩の紹介


さくら　　　　まど・みちお

さくらの　つぼみが
ふくらんできた

と　おもっているうちに
もう　まんかいに　なっている

きれいだなあ
きれいだなあ

と　おもっているうちに
もう　ちりつくしてしまう

まいねんの　ことだけれど
また　おもう

いちどでも　いい
ほめてあげられたらなあ…と

さくらの　ことばで
さくらに　そのまんかいを…

（ハルキ文庫　まど・みちお詩集より）

　

緑地公園　桜咲いていました。

　

2月に庭の草取りをしていたらジョウビタキが近くまで来ました。
私と娘は「ちゃちゃまる」と呼んでいます。

3月その③

明日は彼岸明け。山口県では22日にサクラが開花の発表がありました。わが家の周りも早咲きの桜がちらほら咲いています。
シロツメクサ、チューリップ、クリスマスローズ、スイセンなどなど次々と花が咲き、木が芽吹き、草が伸びていきます。
生命を感じる季節です。

お彼岸前にお雛様を片付けました。三人官女のお顔が美しいなぁ。と思い写真をパシャリ。
また来年までおやすみなさい。

　　


詩の紹介

たんぽぽ　さいた　　　まど・みちお

たんぽぽ　さいた
きれいに　さいた
ひばりの　ことばで
ひばりが　ほめた
ぴいぴぴ　たんぴぴ
きれいだね

たんぽぽ　さいた
きれいに　さいた
たにしの　ことばで
たにしが　ほめた
ころころ　たんころ
きれいだね


ハルキ文庫　まど・みちお詩集より



たんぽぽも次々と咲きだしました。

3月その②

18日は彼岸入りです。暖かくなりました。12日に今年初！うぐいすの声を聞きました
ふきのとう、つくし、草などなどみるみるうちに成長していきます。梅も終わって次は桜ですね。
ありやてんとう虫も見ました。春ですね。

3月5日にたまたま車で線路の近くを通りかかったらカメラを構えた人々が…。便乗して駐車して聞いてみたら「スペーシアX」が通るとのこと。
見られました。ラッキー　
東武鉄道（東京都墨田区）の新型特急車両「SPACIA X（スペーシア　エックス）」が3月5日、日立製作所笠戸事業所につながる専用線を持つ「下松（くだまつ）駅」（山口県下松市駅南1）から甲種輸送されたそうです。

乗ってみたいなー。





絵本紹介




でんしゃでいこう でんしゃでかえろう
絵本
作・絵： 間瀬 なおかた
出版社： ひさかたチャイルド

ドデン…ドドン…と電車が山の村を通って行きます。穴あきページのトンネルを抜けると景色が一変。前からも後ろからも読める、楽しい乗り物しかけ絵本。

３月

3月になりました。
愛犬の散歩コースの梅の木も花を咲かせました。
道沿いにある民家のしだれ梅もピンク色の花が見事に咲いています。とても可憐で見ると心がうきうきします

毎年感じますが、冬から春への季節の移り変わりはドラマティックで、毎日毎日みるみる変化していくので驚きます。
自然のエネルギーってすごい。寒い冬をじっと耐えて、芽を出し、花を咲かせる。
枯れているように見える木からも、地面からも…。
はぁ～…。すごいですなぁ。待って待って。おいてかないでって感じです。毎年。
日の出も早くなって7時はもう高い位置に。これから若葉、新緑の季節です。そして暑い夏。
月日が経つのは早いですなぁ。

絵本紹介



せんねんまんねん
絵本
作： まど・みちお
絵： 柚木 沙弥郎
出版社： 理論社

いつかのっぽのヤシの木になるために
そのヤシのみが地べたに落ちる
その地ひびきでミミズがとびだす
そのミミズをヘビがのむ
そのヘビをワニがのむ
そのワニを川がのむ…
（せんねんまんねん　抜粋）


声にだして読むとなんだか元気が湧いてきます。
年を重ねたせいか 心にしみます。

昨日2月28日は童謡「ぞうさん」「ふしぎなポケット」などの詩で知られる山口県周南市出身の詩人まどみちおさんの命日でした。（2014年2月104歳にて逝去）
バナナのじこしょうかい　おならはえらい　などなど面白い詩や動植物の詩などなど素敵な詩がたくさんあります。
詩集もいろいろ出版されているのでぜひ読んでいただきたいです。
1994年に国際アンデルセン賞作品賞を受賞。