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私の好きな国

8月10日付の琉球新報8面に載った小学生からの投稿で、「ぼくの好きな国はイギリスとアメリカ」とありましたが、私はイギリスとアメリカはあまり好きではありません(イギリス人とアメリカ人には申し訳ないけど)。
イギリスは王様がいて(日本の天皇制にも反対なので)、日本でも廃止された貴族と貴族院があって、封建的で時代遅れだと思うことがあるからです。ずっと前『ふしぎ発見』で、「エリザベス女王が皇太子になったとき、人前で泣くことや笑うことが禁止された」と言っていて、かわいそうだと思いました。貴族については大学の政治学の授業で「レストランや学食でも貴族と平民で座る席が分かれている」と言っていて、南アフリカのアパルトヘイトを思わせます。
アメリカは、在日米軍の75%が沖縄に置かれて、騒音や米軍関係の事件や事故が頻繁に起こっていて、いやな国だなと思います。
あと、私は裁判員制度に反対なので、アメリカとイギリスに裁判員制度の元になった陪審制があるのもいやです。



さて、私の好きな国は、イタリア台湾です。

理由を大まかに言えば、日本の嫌だなーと思うところがイタリアと台湾にはないからです。まずイタリアも台湾も共和制で、大統領がいて首相もいることです。

イタリアは日本と同じ第二次世界大戦で三国同盟を結んでいた敗戦国だが、戦後の改革で王制をやめて共和制になったことです。また、イタリアでも米軍基地はあるけど、日本と違って対等な条約を結び、駐留米軍に対し自国に有利になるような運用がされています。

台湾は私にとって日本に近い国の中で最も理想的な国です。一つ嫌なこと(徴兵制)はあるけど、近い将来になくなる事が決まっています。
あと、台湾には米軍基地がないので、沖縄から見るとずっと天国のように思えます。それから台湾には陪審員制度もないので、くじで選ばれていやいやながら裁判所に呼び出されることもありません。

そのほかに、中華料理とイタ飯が好きなことも、台湾とイタリアが好きな理由です。

台湾といえば、多くの国から正式に国として認められていません。台湾っていい国だなって思うし、実際に国として機能しているのに、国と認められず国連にも入れないなど、国際政治において国として活躍できる場が制限されているのはもったいないと思います。私が台湾に関して願うことは、国として認められること、最低でも世界地図に一つの国として載ることです。

かなり主観と偏見が入りましたが、新聞で「好きな国」に関する投稿をみて、私も「好きな国」について語りたいなと思ってこの記事を書きました。

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