身近な風景を見つめて

独り言:最近のカメラに思うこと

単なる独り言です。

■ニコンZ Mount
 いくら光学的性能が良いマウントでもユーザが少なければ無くなってしまいます。ユーザに魅力があるようにするにはサードパーティを含めたレンズの豊富さが必要だなと思っていたら、コシナさんからレンズが出るではないですか。それもニコンからライセンスを受けた電気接点つきです。これを機会に他のメーカーからもレンズが出ることを期待します。(でも、シグマさんは過去にニコンと喧嘩したから出ないかも。。。)
 それと、ニコンにはファンを内蔵した動画専用、または動画優先のカメラを出してもらいたいです。

■1粒で2度美味しいCanonのレンズ
 CanonからRF800/F5.6,RF1200/F8が出ました。
 面白いのはRF400/F2.8,RF600/F4に2倍の専用テレコンを付けることで実現していることです。MTFを見るとテレコンをつけた割には劣化が少なく、2倍のテレコンの光学系がRF800とRF1200で同じになっています。Canonとしては1つの光学設計で2つのレンズを作ったのですから、1粒で2度美味しい結果になったと思います。
 ユーザーから見ると小手先ではなくキチンと設計してと言いたくなります。どのような背景があるのかわかりませんが、RFの最初の頃のレンズは光学設計をしっかりやっているようなものが多いですが、段々、他から流用、極端なデジタル補正前提レンズが増えてきて、悲しいです。

■シネマEOS R5C
 2つの操作系を搭載しているユーザー無視のカメラですね。おまけにデュアルブート仕様でなんて言っていいかわからないです。いっそのこと動画オンリーで出してしまった方がよかったのでは思います。

■OMDS OM-1
 OM−1はあまり気にしていなかったのですが、センサーがクアッドピクセル仕様ということで注目しています。像面位相差AFでクロスが使える最初のカメラでないでしょうか。
 私の注目点は、Canon以外で画素欠損なしで像面位相差AFになったことです。他のメーカーさんも同じようになってくれないかな。(書いてて思ったのですが、ソニーのα7S-M3はクアッドピクセルのセンサーが使われているという噂がありますが、もしかして画素欠損なしで像面位相差AFを実現しているのでしょうか。)

今回の独り言は以上です。
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