紹介する本は、ジェームス・ウェブ・ヤング(James Webb Young)のアイデアのつくり方。1940年に初版が発売されているロングセラー本。英語名はA Technique for Producing Ideas.
ジェームス・ウェブ・ヤングはアメリカの実業家。
メンタリストのDaiGoさんとかも紹介してた比較的有名なマーケティング本。
非常に本質的な本で、言及されていることはシンプル。
一言でまとめると以下の通り。
「広告よりアイデアを売る。」
これだけだとなんのこっちゃって感じだけど、特に興味を引く内容としては、作者が言ってるアイデアのつくり方のところ。アイデアは偶然の思いつきではなく、以下の2つで出来ている。
① 既存の要素の新しい組み合わせ。
② 事物の関連性を見つけ出す事。
そしてアイデアのつくり方までこの本には書いてある。
① まずは、情報収集しメモる。
メモる情報は2つ、 固有な情報(製品と顧客) と 一般的な情報。
※とくに固有な情報がルールになり面白い。
② 情報を組み合わせることに夢中になる。
※情報は組み合わせることで価値がでる。
③ 他の事を考える。
※組み合わせる作業にいき詰まったら、全く別のことを考えて忘れてしまおう。
④大事な事から先に実践してみる。
※他のことを考えてる時にふと思いついたら、後は実践するだけ。
つまり、アイデアとは情報の組み合わせ。このポイントが大事。かのスティーブ・ジョブズも全く同じことを言っていました。Connecting The Dots(点と点をつなぐ)
ひたすら本を読んだり、実戦を積んで情報を増やすことでアイデアの機会を増やす。
ただし、組み合わせ、編集能力は才能という事もお忘れなく。
才能がないと、いくら情報あっても組み合わせが出来ず、なんのアイデアも出てこない。
だから、自分が才能を発揮できるジャンルで活躍して欲しい。
ちなみに僕の場合は
① まずは、情報収集しメモる。
⇒固有な情報(製品と顧客)については、チャーリー・マンガーとサプリ。
② 情報を組み合わせることに夢中になる。
⇒チャーリー・マンガー×サプリ。
③ 他の事を考える。
⇒温暖な海辺のビーチの事とか。
④大事な事から先に実践してみる。
⇒このブログにいきつきました。