投資家や、政治家に企業家、スポーツ選手や歴史上の人物、新聞やニュースで見た一般の人々の失敗を書き留めている。
失敗事例と照らし合わせ、自分の行動に落ち度がないかチェックする。
成功の要因は複雑だが、失敗の要因は明らかである。
書くのが自分ではなく他人の失敗例である理由は、そのほうが客観的に見ることができるから。
成功とはすなわち、
じっと辛抱して、いざというときに果敢になれること。
自分で痛い目にあうよりも、他人の過ちから学べること。
コア・コンピタンシーのある産業や企業しか注目しません。
もし学ぶのをやめてしまえば、あっというまに置いてきぼりです。
企業の経営陣がなすべき責務はただひとつ、Moat(経済的な堀)を広げること。
それをめざして毎日のように力を尽くさなければなりません。
競争上の優位を有している以上、Moatを築かなければならない。Moatを広げることこそ、やるべき仕事。
自らの持つ競争優位を守れるようにMoatを広げることに集中すべき。
大切なのは工学上のエートスを体得すること。
システム全体の観点から考え、安全余裕をとること。