カウンターサービスが終了してしまいました。

何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



大満足な観劇でしたなり〜







忘れないうちに(笑、昨日の観劇の記録を残しておきます。
夜の演目は 「碁太平記白石噺 新吉原揚屋の場」「身替座禅」「瞼の母」
最初の碁太平記白石噺は、まぁ女性版曽我兄弟の話?
連続ドラマの一話だけみたいなもんで、様式美だけ楽しむ演目みたいね。
ただ孝太郎さんのコミカルな演技と、梅玉さんの懐の深いダンディーな主人を観られただけ充分、という感じ。
今回は、仁左衛門さんの身替座禅が観たかったから、夜の部を選択したの。
もうね、あんな可愛らしい70代がいるって!?
束縛の強い嫁の目を盗んで、家来を身替りにして愛人に会いに行く、しょうもない男の舞踊劇なんだけどー。(笑
↑また醜女の嫁の鴈治郎さんもいいの!
なんちゅうの?
めちゃめちゃ色男なのよ。
茶目っ気たっぷりに可愛らしく踊るの。
彼の表情だけでヤラれちゃう。
罪な男よのう。
オイ、おばちゃん、おばちゃん、帰って来い!
ハハハ。
叫んでよかったら、「キャーッ!」と叫んでたよ。
だからぁぁ、おばちゃん、おばちゃん。(笑
たぶん、私とマリ造は、胸の辺りで両手を合わせて観てたと思う。
ふふふ、なんて言っても、最前列だったからね。
あの瞬間だけ、私達、10代の少女のようだったと思う。
気色悪い!?
でも、そのくらい目をキラキラさせてたんじゃないかなぁ。
それにしても、御園座の最前列は本当に見やすい!
見上げなくていいし、舞台の奥までちゃんと見える。
チケット代は「ひぇぇぇ〜」だけど、私、この劇場が好き。
全席エアウエーブのクッションが置いてあって、これ、全然お尻が痛くならないのね?
腰の調子もよくなかったんだけど、全然辛くなかった。

そうそう。
秋限定の栗モナカアイスが出てました。
マリ造に奢ってもらっちゃった。
やっぱり、御園座のモナカアイスが一番ね。
歌舞伎座のより断然美味しいよ。
お弁当は、「千寿」の天むす。
ここの天むすは本当に特別なんだ。
ただの海老天のおにぎりなんだけど、不思議と他のお店ものとは違う。
食欲がなくても、食べられるんだよね。
ありがたい。
デザートも松坂屋のフルーツ屋で買って行ったんだけど、これはなぁ...
赤いたまご?とかいうキーウイのゼリーだったんだけど、何やらぼんやりした味のものでねー。
キーウイも一杯入ってたけど、甘くも酸っぱくもない。
不味くはなかったけど、次はいらんなというものでした。
やっぱり、三越のフルーツ屋のゼリーだな。
って!贅沢言うな。

さ、幕間も楽しんで、最後の演目は瞼の母。
身替座禅でテンションが上がってしまって、起きていられるか?
照明も暗くなるし、自信ない。
「ああ、瞼の母なんてお涙頂戴ものよね」みたいに思ってたのに、笑っちゃうくらい一所懸命観ちゃった。
最初に忠太郎仲間半次郎役の國矢さんが登場。
手を伸ばせば届くくらいの位置にあの整った顔があるのよ。
美しいわ〜。
そして、獅童さんの忠太郎がめっちゃいいの!
熱演、正に熱演。
寝てる暇なんかないよ。
なんだろ、世話物というか、時代劇なのかな、近代の話の方が彼に合うのね?
うん?萬屋錦之助さんの当たり役と言うから、ある意味お家の芸なのね?
どっぷり話に入って、気が付いたら夢中で観てました。
獅童さん、本当によかった。
今年はオフシアター歌舞伎も超歌舞伎もよかったし、彼にとって飛躍の年だったのかなぁ。
ラストも、めでたしめでたしじゃなくて、あの終わり方は粋だと思うわ。
人の気持ちなんて、そんなに簡単じゃないよね。
ええ話で終わらないところもいい。
いやー、面白かった。
セリフが入ってない板前役の役者さんのプロンプ声が、普通の音量で聞こえて来るという珍しい体験も出来たしね。
↑最初は幻聴かと思ったよ。ハハハ。
もちろん、睡魔には一度も襲われませんでした。(笑
期待以上で、とても気分よく劇場を出ることが出来ました。
帰りの車の中で珍しく興奮しながら、感想を言い合って帰って来ましたよ。
ふふふ、昼の部も行くか、只今思案中。


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