トランプ氏、「国境の壁」実現へ大統領令 メキシコ不法移民阻止で
AFP=時事 1/26(木) 4:58配信
【AFP=時事】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は25日、自身が昨年の選挙戦で公約に掲げていたメキシコ国境での「壁建設」の実現に向けた大統領令に署名した。
ホワイトハウス(White House)によると、トランプ大統領は国土安全保障省を訪れ、「南部国境に大規模な物理的障壁を建設する」作業開始を命じる大統領令に署名。さらに「南部国境沿いにある不法移民の勾留場所を増やす」ための大統領令にも署名した。
同省で演説したトランプ氏は、「国境のない国家は国家ではない」と主張。「きょうから米国は、国境管理を取り戻す」と宣言した。
移民の流入阻止はトランプ氏の選挙運動の中心的政策で、中でも3200キロにわたる米・メキシコ国境での壁建設は目玉の公約だった。
国境の一部にはすでに柵が建てられているが、トランプ大統領は中南米から入国する不法移民を阻止するためには壁の建設が必要だと主張している。
一方で専門家らの間では、壁建設が実際に不法移民を阻止できるのか、また数十億ドルとも想定される費用に見合う価値があるのかという疑問が浮上している。
だがこの公約は、トランプ氏の支持基盤である右派・極右層を鼓舞するスローガンと化していた。【翻訳編集】 AFPBB News
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トランプ氏達の先祖が、移民としてアメリカ大陸に渡り、
原住民を迫害したことも
現在のアメリカが、国境を越えて他国に軍隊を駐留させ、
中東の地獄のような世界を演出したことも
トランプ氏には見えないらしい。
アメリカの皆様、メキシコの皆様には心よりお悔やみ申し上げます。