宮の散歩

近場の花の名所と観光地、催し物をのんびり散策しています。

上三川町 みんなのつどい

2016年02月15日 | 催し物
昨日は「春一番」が吹きましたが、県内は被害が無くて良かったです。
「第31回 上三川町 みんなのつどい」を聞いて来ました。
テーマ:「男女共同参画社会実現に向けて」-自分たちの生活の足元を
     もう一度見つめ直そうー
開会式の後、「コールゆうがお」による合唱と「上三川オカリナ愛好会」による演奏、
活動報告が行われました。
その後、男女共同参画講演「男女がともに活躍する農村社会づくり
~さらなる地域振興に向けて~ 講師:御子貝 荒江(みこがいあらえ)さんが行われました。
御子貝 荒江さんは、男女共同参画社会づくりの功労者として、内閣総理大臣表彰を
受けた方です。
女性を役職に積極的に登用して受賞した日産自動車の副会長から、農業と男女共同参画の
関係を聞かれ、農業をしている女性は、仕事だけでなく家の中の事も朝から寝るまで
してるからと答えたそうです。
宇都宮市西部の果樹農家に嫁ぎ、苦労して作った野菜が安くしか買ってもらえず、
自分で値を付け、自分で売ることをしたいと思っていたところ、昭和の終わりに
西武百貨店と共同で実現する事が出来たそうです。(西武撤退でロビンソン、東武へ)
その成功例を徳島の葉っぱビジネスで成功する前の山村に行って話した事が有るそうです。
当時、葉っぱビジネスの仕掛人は40歳位で懸命に努力をしていたとのことです。
仲間の女性たちと、お客の要望に応えるよう改善してたら、その夫に、内の嫁を
引っ張らないでくれと言われたが、一年後には、内の嫁は稼いで大したもんだと
変わったそうです。(お客の要望を聞く)
栃木の女性は遅れてる。男性から女性は出しゃばらない方が良いと言われても、
いろいろな障害が有るが、一歩踏み出すことが必要。
質問意見:・リーダーの大切さが心に響きました。
       ・家庭内での男女共同参画は女性が勉強して改革していくことが必要。
(写真は講師の御子貝 荒江さんです。撮影と掲載の確認をしています)
朝から雨降りなので、コンサートを聞くつもりで行きましたが、予想外に良い話を
聞くことが出来ました。苦労話や成功例を聞くのはとても参考になります。
これから労働力不足の時代になり女性が働かないと、移民を受け入れるかロボットを
活用しなければならなくなるようです。
会場の「上三川いきいきプラザ」は立派な施設でプールとエアロビクススタジオ、
浴室、カラオケルーム、マシンスタジオ、栄養指導室、児童館、会議室等が有ります。 
日時:2016年2月14日(10時~12時50分)
主催:上三川町女性団体連絡協議会、上三川町、上三川町教育委員会
会場:上三川いきいきプラザ 大会議室